ENEOS・度会隆輝外野手

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【第94回都市対抗野球大会・2回戦】

トヨタ自動車 3 − 1 ENEOS ●

(20日・東京ドーム)

 前回王者・ENEOS(横浜市)がトヨタ自動車(豊田市)に逆転負け。3年連続の8強入りを逃し、2回戦で姿を消した。今秋のドラフト上位候補・度会隆輝外野手(20)は4打数無安打に終わり、涙まじりで「悔しい」という言葉を何度も繰り返した。

 試合後、度会の目には悔し涙が光った。9回二死一塁、一発が出れば同点の場面で粘り強さを見せるも、最後は一ゴロに倒れてゲームセット。「最後の場面で自分が(本塁打を)打っていれば、同点で試合は続いていたし、勝てたかもしれない。全員が自分なら打てると信じてくれていたのに、期待に応えられなかった。捉えられる球はあったと思うんですけど、一発で仕留められなかったのは不甲斐ないですし、悔しいです」と必死で言葉を絞り出したが、涙を堪えることはできなかった。

 9年ぶり12回目の優勝を果たした昨年は打率4割2分9厘、4本塁打、11打点と主役級の活躍で、野手では史上初となる橋戸賞、若獅子賞、打撃賞の3冠を達成。日本一に大きく貢献したが、今大会は計2試合で9打数1安打と本来の打棒を発揮できず。「結果を残したい、期待に応えたいという思いが前に前に出過ぎていて、思った通りのスイングができなかった。そこで結果を出せないのは、自分の技術不足。本当に頭が真っ白で、このチームメートともっと長く試合をやりたかった」と不甲斐なさに声を震わせた。