新電力で今年5社目の倒産 ウエスト電力が特別清算を申請へ
電力価格高騰で撤退、多くの地方自治体と訴訟トラブルに
(株)ウエスト電力(TDB企業コード:561013411、資本金5000万円、東京都千代田区丸の内1-6-5、代表中村公俊氏)は、4月28日に東京地裁へ特別清算を申請する準備に入った。当社は、2014年(平成26年)9月に設立された新電力会社(PPS:特定規模電気事業者)。(株)ウエストホールディングス (東証スタンダード)の連結子会社であり、既存電力会社と送電網の接続供給契約を締結して、一般企業や40を超える地方自治体などの需要家に電力を供給。2019年8月期には年売上高約340億3700万円を計上していた。
その後も業況改善の見込みが立たず、昨年6月に営業活動を停止、2023年4月28日開催の臨時株主総会で解散を決議し、今回の措置となった。
負債は2022年8月期末時点で約25億8600万円だが、変動する可能性がある。
なお、新電力会社の倒産は今年5社目、2016年の電力自由化以降で累計32社に達している。
