世論は親米、中国とは距離を 蔡氏訪米と馬氏訪中終え民間団体調査/台湾
蔡総統と馬前総統はいずれも7日に帰国した。蔡総統は復路で立ち寄った米ロサンゼルス郊外でマッカーシー米下院議長と会談。一方、馬氏は中国の対台湾政策担当機関、国務院台湾事務弁公室のトップを務める宋濤主任と面会するなどした。
世論調査によれば、中国からの脅威は米国より深刻だと考える人が67.2%で、中国より米国の国益の方が台湾の理念と近いと答えた人が53.4%だった。
また、51.0%が台湾は米国と中国間で同じ距離を保つことはできないと回答。この場合、60.8%が米国と親しくすることを望み、中国と親しくすることを望む人は24.9%にとどまった。
アジア太平洋地域の国際政治に詳しい国立中山大の郭育仁教授は、台湾、米国、中国間で同じ距離を保てるかというのは実は擬似問題で、台湾には選択の余地はないのだと指摘。米中対立の中で、日本や韓国も選択を迫られているとの見解を示した。
(李雅雯/編集:楊千慧)
