「エブエブ」応援企画“キー・ホイ・クァン祭り”レポート

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第95回アカデミー賞に“最多”10部門11ノミネートされるなど、いま映画界に旋風を巻き起こし、今年最大の注目作となっている映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(エブエブ)」。そんな本作で約30年ぶりにスクリーン復帰を果たし、名だたる賞レースを総なめにしているキー・ホイ・クァンを応援するイベントが、3月8日に都内で開催された。

イベントでは、彼の代表作でもある映画「グーニーズ」(1985年)の上映会が行われ、上映後には、キー・ホイ・クァンが「グーニーズ」で演じたデータの衣装を身にまとい、黄色いリュックサックを背負って“グーニーズが好き過ぎる芸人”エレキコミックのやついいちろうが登場。

久々に観たという「グーニーズ」について「やっぱり面白いですよねぇ…。忘れてるところもあって、初めて観るような感じで楽しめました」としみじみ。イベントはあくまでも“キー・ホイ・クァン祭り”だが、やついの推しは、ピザとお菓子の大好きな太っちょのチャンク(ジェフ・コーエン)とのこと。「チャンクの表情が抜群じゃないですか! 触ったもの全て落とすし、近くにいたらマジで腹立つでしょうけど、良い表情してますねぇ」と称賛する。

やついは小学生の頃、「グーニーズ」が好き過ぎて、同作を題材に国語の授業の課題で小説を書いたという。「架空の大陸の絵から想像して話を書くということで、『グーニーズ』っぽい宝探しの物語で、『ズッコケ三人組』を混ぜて、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も入っていて、空中を飛ぶローラースケートが出てきたり、絵は『ドラゴンボール』の悟空も入っていたり(笑)。学級文庫に置いてありました」と懐かしそうに振り返る。

公開当時、やついは小学5年生で「ラジオも聴き出した頃で、サントラが流行ってて、映画音楽を流す番組があって、シンディ・ローパー(本作の主題歌)もそこで聴いてました」と明かす。ちなみに、公開当時はアンディ(ケリー・グリーン)に心惹かれていたそうで「スカートがめくれてドキドキしちゃいました」と明かすが「いまになって観るとステフ(マーサ・プリンプトン)のほうがタイプですね。(当時はアンディの)パンチラに心がときめいてただけだったんですね。キスシーンとか、いま見ると『なんでいま!?』って笑っちゃいますね」とバッサリ。

そして、この日のイベントのために、キー・ホイ・クァン本人が「グーニーズ」や「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」に出演した際のエピソードや、アカデミー賞ノミネートへの思いを語ったスペシャル動画が上映された。

キー・ホイ・クァンは集まったファンに向けて「みんな、元気? キー・ホイ・クァンです。キー・ホイ・クァン・マツリ(祭)に来てくれてありがとう!」と笑顔で呼びかける。

そして「グーニーズ」について「何世代にもわたって感動させる映画に関われたのはとても嬉しいよ。信じられないかもしれないけど、38年経った今でも僕を見つけては『グーニーズ』がどれほど好きか話してくれる人たちがいるんだ。『グーニーズ』は生き続けているんだね。この映画を見て育った人が親になって子供ができて、その子どもたちにこの映画を見せ、次の世代もこの映画を愛してくれる。素晴らしい旅をしている映画だよね」と特別な思いを口にする。

ちなみに、当時の共演陣とは今でも仲が良く、特にチャンクを演じたジェフ・コーエンとは大の仲良しで、現在、彼はエンタメ系の弁護士となり、キー・ホイ・クァンのエージェントを務めていることが明かされると、会場は驚きに包まれた。「エブエブ」の出演交渉の際にはプロデューサーから「まさかデータの出演の件でチャンクと交渉する日が来るなんて」と驚かれたと明かした。