【特殊ナンバー】外交官ナンバー全4種類を解説!実は数字で国が分かる
青いプレートは「外交官ナンバー」
お出かけの際に青いナンバープレートを見かけたことはありますか?
漢字一文字+数字しか記載されていないナンバープレートは初めてみた方にとってインパクトがあるのではないでしょうか。
これは「外交官ナンバー」といって、外国の大使や領事といった外交官が使用する車両(駐日外交団車両)に装着されます。一般的なナンバープレートを管轄しているのは国土交通省(地方陸運局)ですが、外交官ナンバーは外務省によって発行されています。
外交官ナンバーは全部で4種類
外交官ナンバーは用途別にプレートに刻印される漢字が変わります。漢字の種類は全部で以下の4種類です。
「外」:外交団の公用車 「◯で囲まれた外」:特命全権大公使の公用車 「代」:代表部の公用車 「領」:領事団の公用車なお、米国大統領などが来日した際の移動手段として用いられる車両にも外交官ナンバーが装着されます。その際のナンバーには「外」が記載されます。
また、漢字の右側に記載される数字は4桁とは限らず、5桁のものなども存在します。
数字だけで国が分かる!
外交官ナンバーの最初の2桁または3桁は国番号が割り当てられています。
代表的な国の国番号は以下のとおりです。
アメリカ:82、83、84、87 イギリス:81 中国:91、151 サウジアラビア:71このように、国番号が1つだけの国もあれば、複数割り当てられている国もあります。桁数も中国の「151」のような3桁の場合があります。
この数字の法則を知っていれば、街で外交官ナンバーを見かけた時にどこの国の車両なのかが分かります。
外交官ナンバー車両は治外法権扱い
駐日外交団車両に乗っている人物は不可侵権と治外法権が認められています。そのため、こうした車両による事故の被害者が、相手(外交官)から十分な弁償を受けられないことも少なくありませんでした。
これを受けて国土交通省は、2005年頃から外交官ナンバープレート交付の条件として、十分な任意保険への加入を義務付けています。
■違反件数が多いのが問題に
こうした「特権」をいいことに、外交官ナンバー車両によるスピード違反や駐車違反などが度々発生し、その違反金も踏み倒されてしまうということが問題になっています。
この違反金未納問題について外務省は2021年、駐日外交団車両のガソリン税免税措置の証明書を発給する際、駐車違反金の納付を確認するという対策措置を講じました。もし駐車違反金が未納だった場合は、ガソリン税が課税されるようになります。
