テレワークに最強のWebカメラ? 4K+AI自動追尾、ジェスチャーZoomもできるOBSBOT Tiny 4K

新型肺炎の影響で、WEB会議やWEB配信が日常的に利用されるようになりました。
現在では、仕事、学校など、小規模の会議から大規模な講義まで、WEB会議システムが利用されています。
使われているシステムには、Zoom、Teamsなどあります。
こうした最新のシステムは、誰でも使いやすいシステムになっています。また、講義やプレゼンテーションをYouTubeなどで動画配信する方法も増えています。
WEB会議や動画配信で必須なものと言えば、WEBカメラです。
もっともベーシックなWebカメラはパソコンに内蔵されているインカメラです。
パソコン内蔵カメラでも、小規模のミーティングなら十分だと思います。
しかし大規模な会議でのプレゼンテーションや、YouTube動画配信などでは、高画質なWEBカメラが求められています。
多くの人が観るWeb会議や動画では、詳細な高画質で写した方が説得力もアップするためです。なお、高画質なWEBカメラとして、ミラーレスカメラを流用するような仕組みも提供されていますが、カメラユーザー以外には敷居の高い方法となります。
また配信する際に難しいのが、画角です。
動きながら配信するような講義や動きのあるYouTubeコンテンツをカメラマンがいないワンオペ状態で配信する場合、カメラの画角から被写体がフレームアウトしてしまうこともあり、難しくなります。
ズーム機能に関しても、リモコンが附属しているようなカメラなら自分で操作することも可能ではありますが、ズーム操作もしながら配信を行うことは高いテクニックや経験が必要となりです。
そこでワンオペでも安心なのが、「OBSBOT Tiny 4K」です。
このOBSBOT Tiny 4Kは、手軽に高画質で自動追尾機能、ジェスチャーによるズーム機能も搭載したWEBカメラなのです。
OBSBOT Tiny 4Kは、USBケーブルでパソコンに接続するタイプのWEBカメラですが、4K Ultra HDの画質に対応しており、AIによる自動追尾機能を搭載していますので、手軽に高画質な配信で利用できます。
また、ジェスチャーによるズームに対応していますので、簡単にズームをしながら、自動追尾で画角もキープすることができます。

OBSBOT Tiny 4K
OBSBOT Tiny 4Kは、カメラが台座に乗ったスタイルのWEBカメラでアングルを自由に変更しながら追尾できる仕組みになっています。
サイズは89.5mm x 58mm x 58mm、重量は147gとコンパクトなっており、専用ケースで運搬も可能です。

OBSBOT Tiny 4Kの附属ケース
カメラの機能は、
最大解像度4K/30fps(MJPEG、H264)、
対応解像度が3840×2160、1920×1080、1280×720、960×540、640×360、
デジタルズーム4倍に対応、
視野角が86°の広角カメラ、
可動範囲は2軸ジンバル(パン:±150°、チルト:±45°)、
自動追尾最大動作速度120°/秒、
ノイズキャンセリング機能付き無指向性マイク内蔵
このようになっています。

ジンバル機能で上部に向いた例
カメラは、デスクに置くスタイルで利用しますが、三脚穴があるため三脚に固定して利用も可能です。
また、一般的なWEBカメラのように、パソコンのモニター上部に固定できるマグネット台も附属しています。
パソコンとはUSB-Cケーブルで接続することで、パソコンがカメラとして自動認識しますので、配信アプリにてカメラを選択して利用します。

マグネット台で固定
自動追尾のオン/オフはジェスチャーにて行えます。
カメラが起動した状態で、顔のそばに手のひらを向けることで、自動追尾が始まります。
またズームに関しては、顔のそばにて指でエル字を表示することで、ズームを行います。
AI認識によるオートフォーカスを搭載していますので、常に画像の中心にフォーカスできます。

自動追尾している様子

ズームしている様子
なお、専用アプリ「OBSBOT TinyCam」が用意されており、詳細な設定が可能です。
例えば、デフォルトのジェスチャーでのズームの倍率は2倍ですが、
アプリ「OBSBOT TinyCam」を利用することで1〜4倍に変更することができます。
またHDR機能はデフォルトではオフになっていますが、OBSBOT TinyCamアプリ上でオンにできます。
さらにパソコンのマウス操作では、ズームやカメラの向きのマニュアル操作もできます。

専用アプリ「OBSBOT TinyCam」
プライバシー保護機能としては、OBSBOT Tiny 4Kのカメラ部分を下に向けることでビデオ、及び音声機能を停止することができます。

プライバシー保護機能
高画質なWEB会議や配信したい場合、AI機能を搭載しているOBSBOT Tiny 4Kは、手軽に行うことができます。配信作業が必須の今の時代に、会社や学校で活用しやすい高機能なWEBカメラを選択する必要があります。
執筆 伊藤浩一