アマ資格とルールの変更で周囲が大きく変化 中島啓太は「自分は自分のゴルフができれば」
世界アマチュアランキング1位、さらに「マスターズ」、「全米オープン」、「全英オープン」と海外メジャー3戦の出場権を手にしている日本のスーパーアマチュアが、いよいよ2022年の初戦を迎える。中島啓太(日体大3年)は開幕前日に最後は雨が降るなかでショット、アプローチ、パットと最終調整を行った。
開幕前からほかのプロに負けず劣らず世界に話題を振りまいている。12日(水)にはタイガー・ウッズ(米国)らが所属するエクセルスポーツマネージメントとの契約を発表。さらに動画配信会社のネットフリックスが製作するPGAツアーのドキュメンタリーへの出演も明らかになった。
世界的なマネジメント会社との契約に「選ばれた理由は分からないけど、ゴルフだけじゃなくて、世界のトップアスリートのチームに入れたのはすごく光栄。そこも自覚を持たないといけない」と気を引き締める。同じ事務所ということでウッズに会う機会も今後出てきそうだが、「そこは分からないけど、与えられたチャンスをしっかりつかんでいければ戦う場所が変わると思う」と浮つかずに足元を見つめる。
こうして中島の身辺が明るいのも今年からアマチュア資格規則が改定されたからにほかならない。定められた上限の賞金を受け取れるようになっただけでなく、すべての広告、関連費用、スポンサーシップの制限が撤廃された。それによりこういった活動が可能となったのだ。
初めての試みだけに本人としては「怖いこととか、不安なこともある」というのが正直な気持ち。「家族や、ナショナルチーム、大学の支えてくれる方と頑張って、自分は自分のゴルフができればいいかなと思う。挑戦を続けていくのは心に決めていて、なんでもトライしていけたらいいなと思う」と周囲のサポートを受けながらプロになる準備を進めていく。
一方いいことばかりではない。グリーン・リーディング・ブックが禁止になったりとルールが変更され、これまで練習ラウンドで使用していたグリーンの傾斜を測る水平器も使えなくなった。「練習ラウンドで水平器を使わないのは久しぶりだったのでそこは違和感があったけど」と前置きしつつも、「(ナショナルチームの)ガレス・ジョーンズコーチとそれでも準備できることはあると話しました。しっかりこなして準備不足にならないようにすればいいと思う」とすでに対応はできている。
出場権のあるすべての海外メジャーに出場した後、秋にプロ転向をする予定の21歳。新たな変化を受け入れながらスーパーシーズンへと向かって行く。
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