何事も大きなものを好む中国では、マンションも大きい傾向が強く、ファミリー向けのマンションなら100平方メートル以上あるのが普通だ。そんな中国からすると、日本の住宅はとても小さいと言えるが、大きさの割に「狭さを感じない」という。(イメージ写真提供:123RF)

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 何事も大きなものを好む中国では、マンションも大きい傾向が強く、ファミリー向けのマンションなら100平方メートル以上あるのが普通だ。そんな中国からすると、日本の住宅はとても小さいと言えるが、大きさの割に「狭さを感じない」という。中国メディアの騰訊はこのほど、「日本の住宅は小さいはずなのに、住んでみると大きく感じるのはなぜか」と題する記事を掲載した。

 記事は3つの理由があると分析している。その1つが「面積の計算方法の違い」だ。中国ではマンションの場合、住宅の面積に共用部分が含まれており、例えば100平方メートルの家なら約1割が共用部分と言われる。しかし、日本の住宅面積には共有部分は含まれておらず別途ベランダも付くので、中国と比べ数字のわりに広く感じると指摘した。

 2つ目は「住宅設計の違い」だ。日本の住宅は、動線が合理的で各部屋がうまくつながっているので動きやすいという。また、「リビングとダイニングとキッチン」が1つの部屋になっている家が多いので広く感じると分析した。この点で中国は油を多く使う料理をするためかキッチンは独立している家がほとんどだ。さらに、トイレと風呂、洗面台が分かれていない家が多い中国と違い、日本は別になっているのも便利だと伝えた。

 3つ目は「収納空間が多いこと」だ。このため荷物や家具が場所をとることが少ないので広く感じると指摘した。日本の住宅はデッドスペースを上手に収納に活用するといった「知恵」がたくさん詰まっているが、中国では収納スペースがあらかじめ設置されていない家が多く、別途家具をそろえる必要がある。

 中国の住宅は内装していない状態で販売されるので、内装を自分で手配する必要があるが、記事は日本の例を参考に設計すれば、同じ面積でもより広い感じにできると提案している。日本の住宅設計は、中国人からすると斬新な発想に思えるそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)