「えっ、僕何かしましたか?」

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 警察署のソファーで飛び起きた俳優の田中圭(36)は自らが置かれた状況をすぐに理解できず、思わず目の前の警官に尋ねたという。

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「困惑する彼に警官は『いや、寝ていただけなんだけど、タクシーの料金を払えてないみたいだよ』と説明したそうです。前の晩、スタッフと居酒屋で飲んでタクシーに乗ったところまでは覚えていたが、車内で“寝落ち”してからの記憶がすっぽり抜け落ちていたと聞きました」(田中の知人)


9月11日スタートのドラマでは刑事役

 8月初旬、田中はコロナ禍の影響でずれこんだ過密なスケジュールをこなしていた。前日ほとんど寝ていなかったこともあり、酒を飲んで眠気に襲われた田中は1人で先に帰ろうとタクシーに乗り込んだという。

「運転手さんが声をかけても反応がなかった。タクシー会社の規定で客の体に触れることができないため、警察に通報して保護されたというのがことの顛末。警察署で2時間ほど寝たあと、経緯を知らされた彼は慌てて運転手さんに詫び、料金を支払ったことでことなきを得ています」(同前)

 この騒動を1カ月後の9月4日に“スクープ”したのはNHKだった。

NHK以外のメディアが“スルー”した理由

「実はその日、NHKは南アフリカに逃亡していた17年前の殺人事件の容疑者逮捕のニュースを他社に抜かれているんです。挽回するための独自ネタを探していたところに飛び込んできたのが、田中の“泥酔騒動”だった」(NHK関係者)

 これに激怒したのが、田中の所属事務所だ。

「ウィスキーのCMにも出ているため酒に関するトラブルは絶対避けたいところ。事務所はNHKに抗議した上で、他のテレビ局や新聞社に報じないよう通達したそうです。事件性がなかったので、NHK以外のメディアは総じてスルーしました」(芸能デスク)

 だが、9月6日に行われたドラマ「キワドい2人―K2―池袋署刑事課 神崎・黒木」(TBS系で11日からスタート)の制作発表会見で、当の田中自身が、

「最近あったキワドい話は、皆さんご存知だと思うので、コメントは差し控えます」

 と自虐ネタにして、会場の笑いを誘った。

 酒や、競馬などギャンブル好きとして知られる田中だが、友人はこう明かす。

衝撃情報「若い頃は酒を一滴も呑めなかった」

「実は、若い頃は酒を一滴も呑めなかったんです。映画のスタッフに鍛えられながら、徐々に呑めるようになった。酔うと一番大騒ぎするので、事務所からよくたしなめられています。ギャンブルにも目がなくて、麻雀は雀荘へ行ってフリーで打つほどの腕前。コロナ禍の前は韓国のカジノに3カ月に1度通い、合法の範囲で遊んでいます」

 16歳で芸能界デビューして、2018年に主演した連続ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)でブレイクするまで下積みが長かった。

「田中に主演級の仕事が増えた頃、女優の北川景子が『確変中だよね』とパチンコに例えてからかっていた(笑)。彼は『俺は脇(役)が長いんだよね』が口癖で、ADや若いスタッフに気さくに声をかけ、毎日のように彼らを引き連れて飲み歩いている。後輩には必ずおごる主義で、家に帰ると財布がいつも空っぽになっているといいます」(ドラマ関係者)

 私生活では子煩悩な愛妻家。11年に結婚した元女優との間に2人の娘をもうけている。役者仲間がいう。

「夫婦仲は盤石。あれほど理解のあるいい奥さんはいませんよ。家族のためにも、飲んだら騒ぐクセだけは直さないと」

 爽やかなイケメンに見えて、素顔は案外“おっさん”なのかも。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年9月17日号)