井上尚弥、最強論に待った!? ドネアに負傷敗戦の元王者が持論「自分とは戦ってない」
ドネア戦で途中棄権、虎視眈々と返り咲きを狙うバーネットの主張は?
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝は11月7日にさいたまスーパーアリーナでの開催が正式決定した。WBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)は5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と頂点を争う。昨年のWBSS初戦のドネア戦で腰を痛めて途中棄権した元WBAスーパー王者のライアン・バーネット(英国)は「自分なら倒せる。イノウエの弱点をさらけ出せるものを持っている」と豪語している。英ボクシング専門メディア「iFL TV」が報じている。
WBSSバンタム級大会で優勝候補の一角として第1シードでの参戦となったバーネット。昨年11月3日の初戦ドネア戦では勝利の本命と目されながらも、試合中に腰痛を発症。4回終了時点で不運なTKO負けを喫していた。
5月17日に1階級上のWBCインター・スーパーバンタム級タイトルマッチで復帰戦を飾った元スーパー王者。決勝に対してはこう話しているという。
「(WBSS決勝は)118ポンド(約53.5キロ=バンタム級のリミット)のキングと言うことができるが、自分とは戦っていない。自分が怪我をしてしまったからね。ドネアを倒せたことは間違いない。確実だ。自分がファイナルにたどり着いただろう。優勝できた自信もある。自分は現状を受け入れるしかない。決勝がどうなるか見てみたい」
「イノウエは信じられないほど素晴らしいファイターだが…」
頂上決戦の勝敗予想については「イノウエは現時点でファンタスティックだ」と前置きしながら、拳を交えたドネアの実力も高く評価したバーネット。バンタム級最強と呼ばれる井上攻略について質問を受けると、「イノウエは信じられないほど素晴らしいファイターだが、自分には弱点をさらけ出せる能力があると思っているんだ」と語った。
3か月前にボブ・アラム氏が総帥を務めるトップランク社とプロモーター契約を結んだバーネット。WBSS閉幕後の井上の対戦相手候補としても名前が挙がるが、「ボクシングの世界では全てに対する解答法が存在するんだ。相手が何をしてこようと解答が存在する。相手が捕捉しようとするなら、回避すればいい」と冷静に話していた。
「自分は27歳だけど、すでに数々の達成を果たしてきた。最高のチームに加え、トップランクも付いている。その先、どうなるのか楽しみだよ」
将来的な対戦にも思いをはせたバーネット。WBSSの決勝の行方を、バンタム級の強豪たちも興味深く見守っている。(THE ANSWER編集部)

