驚愕。アイドルが寝てる間にこっそりプレゼント。加速するファンの迷惑行為
 5月19日、人気グループHey!Say!JUMPが2019年内のアリーナツアーを中止する発表をしました。その理由について、ジャニーズ事務所は「ファンの迷惑行為に改善が見られないため」であることを明言しています。

 事務所側は交通機関や公共の場でのマナー改善を幾度となく訴えていましたが実を結ばず。やむなくツアー中止という結論に達したとのことです。

 昨今、様々なタレントやアイドルの応援の場では、マナーの悪い迷惑ファンが問題になっています。飛行機や新幹線でメンバーの近くの席に座り行動をチェック、許可されていないのに写真や動画を撮影し続ける、新幹線ホームに大挙して発車を遅らせる、などなど。スタッフに向けてエアガンを発砲するという、危険極まりないファンまでいたそうです。

 そこで、迷惑ファンの困った言動を取材してみました。

◆親切なふりして近付く・古株トップオタおじさん

 とあるアイドルユニットのファンを10年ほど続けているK子さん。SNSでファン同士でのグループを作り、情報交換をしたり、チケット争奪で共闘したり。時にはライブ終わりで食事に行くなど、オフ会活動も行っているそうです。そんな中で、聞いた他のファンに関する噂話を教えてくれました。

「その人は、ユニットの中のあるメンバーに認知されていることでも有名な男性ファンです。SNSでそのユニットのファンを調べればすぐその人に辿り着くほど目立つ人でした」

※トップオタとは、そのジャンルにおけるオタク中のオタクのこと。

 しかし、彼には女性ファンとのいざこざが絶えず付き纏っていました。新しいファンの女の子に「いろいろ教えてあげるよ」と近づき、2人きりになっては性的な関係を迫るというのです。

「ツイッターでその人の投稿をよく見てみると、女の子が出かけているツイートに『どこにいるの?』とか、カラオケで歌っていれば『今度僕ともカラオケ行こうよ』などよく絡みに行ってました」

 話に聞くだけならば良かったのですが、K子さんのグループにいる女の子も巻き込まれそうになり「ファン同士の交流が怖くなった」と次々にメンバーが退会してしまったとか。

「別のアイドルグループを追ってる子にこの話をしたら『うちにも自称古株トップオタのおじさん、いるよ!』と言われました。今やどこにでも居るんですね、そういうおじさん」

 好きだからこそ、もっと色々知りたい―そのファン心理を利用する人は確かに存在するのです。こうしたファンの純粋な想いを踏みにじる行為は許されざるものだと思います。

◆韓流グループ・EXO(エクソ)のワールドワイドな追っかけ

 迷惑行為をするファンは、日本のみならず海外でも問題となっています。2012年にデビューした人気男性アイドルグループEXO(エクソ) の大ファンだったというSさん。当時行っていたおっかけ活動について、赤裸々に語ってくれました。

「私は彼らの私生活を追っかける、日本でいう“やらかし”タイプのファンでした。韓国では“サセン”って言うんですけどね」

 SさんはEXOのスケジュールを友達からの情報で掴んでいました。その友達はテレビ局に就職しており、番組のリハーサルの時間なども細かく教えてくれていたとか。

「同じ飛行機に乗るために、彼らの行動は確実に把握していました。例えばツアーが香港であるって時でも、前日に韓国でテレビ番組の収録があれば夜に飛行機に乗るしかないですよね。夜間は3本くらいしか飛ばないので、ネットの予約画面の空席で判断をします。Aの便のビジネスは埋まってないけど、Bだけ超埋まってる。だったらBだな、とか」

◆とにかく認知してもらいたい一心で……

 EXOは10人グループですが、飛行機のビジネスクラスは一機につき25席ほど。たまに情報が早すぎた場合、ファンが席を総取りしてしまい、EXOのメンバーがエコノミー席になってしまうこともあったとか。