愛したアイテムの数々で綴る、カート・コバーンの軌跡
伝記「Cobain Unseen」の中で、著者チャールズ・R・クロスは、ニルヴァーナのリーダーの軌跡を深く追求した。また作中において、コバーンの若い頃の写真と共に、彼の辿った奇跡や書き殴ったもの、さらにはコバーンの身の回りの品なども紹介されている。同作品のためにカメラマンのGeoff Moore氏は、丸一日かけて貯蔵庫の写真を撮り下ろした。そしてその写真が、ロサンゼルスのAngeles KM Fine Arts Galleryにて2016年に開催された「Endorsement」にて展示された。ギャラリーに展示されたいくつかの写真を紹介する。

Geoff Moore
ニクソン・ナウ

Geoff Moore
コバーンは有名になり始めた頃、エピフォン・テキサンを購入した。”Nixon Now”のステッカーを貼ったあと、1993年に行われたニルヴァーナのイン・ユーテロツアーでは常にこのギターを使用していた。
スマッシュド

Geoff Moore
彼は、歌詞を書けるものはなんでも使った 。『イン・ユーテロ』に収録されている、「フランシス・ファーマー・ウィル・ハヴ・ハー・リヴェンジ・オン・シアトル」は、なんとこの壊れたギターの上に。
頭の中の友達#1

Geoff Moore
彼は人生を通して、人体構造や奇形、そしてそれらが立体化されたものに取り憑かれたようだった。夢中になっていた彼は、この写真のような、奇妙な人形を作ったりもしていた。
マドンナ・ボックス

Geoff Moore
コバーンはスーツケースの中に、マドンナと、受胎宣告を受けた赤ん坊の壊れた像を飾った。彼は女性の妊娠に関する構造にも強い興味を持っており、それが『イン・ユーテロ』のアルバムカバーにも採用されている。
日記

Geoff Moore
コバーンの日記や走り書きは、1993年に発売された伝記『Journals』の中に収められている。
約束

Geoff Moore
コバーンの家族は、彼が華美な指輪をつけ、ギターを弾いている手の写真をフレームに入れ、しまっていた。
数々のテープ

Geoff Moore
コバーンは熱心な音楽コレクターであり、同時に実験的なミックスの制作を楽しんでいた。2015年に公開された、ブレット・モーゲン監督によるドキュメンタリー映画『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』は、これらのミックステープからタイトルをつけた。
エンドースメント:コバーンのコンバース

Geoff Moore
コバーンはコンバースのスニーカーに、”Endorsement”とペンを入れた。コンバースは2008年、彼の歌詞と手書きを靴にプリントしたカート・コバーンモデルのスニーカーを発売した。
キックドラム

Geoff Moore
キックドラムは、コバーンが所有し、プレイしていた多くの楽器のうちの一つ。彼のたくさんの大事な所有物と共に、部屋の中にしまってある。
フレディ

Geoff Moore
コバーンはフレディ・クルーガーの人形を紐でよく吊るしていた。ニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」のMVディレクターを務めたサミュエル・ベイヤーは、その後何年かして、『エルム街の悪夢』のリメイク作の監督に抜擢された。
カートの猿#3

Geoff Moore
カート・コバーンは、身体構造のモデルとして、猿に夢中だった。
カートの猿#1

Geoff Moore
カートの猿への入れ込みようは、やがて彼を猿の人形収集家に仕立て上げた。主に、猿がシンバルを持っている人形を集めていた。
ハートの箱

Geoff Moore
コバーンとその妻コートニー・ラヴは、ハートの箱を数多く集めていた。いくつものハートの箱の中には髪の毛やメモ、小さなアイテムをそれぞれいれ、保管していた。
