Newニンテンドー2DS LL発表。3DS LL同様の折りたたみ筐体に進化、CスティックやZL/ZRボタンも装備
任天堂が、折りたたみ型の携帯ゲーム機、Newニンテンドー2DS LLを発表しました。発売日は7月13日、税別価格は2DSより5000円高くNew 3DS LLより約4000円安い1万4980円です。カラーラインナップは「ブラックxターコイズ」と「ホワイトxオレンジ」の2種類。

2DSといえばニンテンドー3DSから3D表示機能を省略しつつ、3DS用ゲームソフトがそのまま遊べる廉価版として、2013年に海外発表されました。さらに日本市場にも2016年に投入され、街中でもドアストッパー型ゲーム機を持ち歩く子供も見かけるようになりました。
今回発表のニンテンドー2DS LLは、2DSのトレードマークでもあった折りたためない筐体から3DS LLとよく似たデザイン、サイズの折りたたみ筐体となり、任天堂いわく「携帯性を向上させ」ています。画面サイズはNewニンテンドー3DS LLと同じですが、2DSシリーズなので3D表示機能はありません。

3DS LLと同じようなデザインとはいえまったく同じでもなく、3DS LLでは上画面の上部にあったカメラはヒンジ内に格納され、全体に上下が狭額縁化しています。重さは3DS LLに比べ70gほど軽い約260g。
またボタン類には微妙な力加減で繊細な操作ができるCスティックや、本体裏側の人差し指の位置にあるLRボタン部にもう一組ZL/ZRボタンを追加し、Newニンテンドー3DS LLと同じ多彩な操作が可能となっています。

もちろん2DSと同様、数多くの3DSソフトが遊べ、さらに標準でNFC通信を利用した「amiibo」などにも対応。このNFCは交通系電子マネー決済にも使えます。

任天堂は、2DS LLが「初めての携帯ゲーム機や」「2台目・3台目の携帯ゲーム機」として「世界中のお客様のニーズに応える製品」と紹介。要するに誰かれ構わずお勧めできるということです。

【ギャラリー】ニンテンドー2DS LL (8枚)