日本のサブカルチャーとして、今や世界に広く知れ渡り数多のファンを有する「2次元」の世界。描かれるのは健全な話ばかりでなく、時として現実世界においては倫理の逸脱と見なされる「禁断の世界」も繰り広げられる。中国メディア・騰訊は15日、「どうして日本人は2次元において『乱倫』することが多いのか」として、文化的な側面から論じた記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本のサブカルチャーとして、今や世界に広く知れ渡り数多のファンを有する「2次元」の世界。描かれるのは健全な話ばかりでなく、時として現実世界においては倫理の逸脱と見なされる「禁断の世界」も繰り広げられる。中国メディア・騰訊は15日、「どうして日本人は2次元において『乱倫』することが多いのか」として、文化的な側面から論じた記事を掲載した。

 「乱倫」とは、本来許されない、親子や兄弟姉妹どうしの「一線を越えた関係」のこと。記事は、日本の「2次元」においてこの「乱倫」がしばしば題材として用いられ、とくに親子の関係よりも「兄と妹」、「姉と弟」の色情がより好まれる傾向にあると説明。倫理的な問題になるデリケートな題材ながらも、それを「『萌え』によって性欲的な色彩や道徳的な意味合いを消し去っている」と解説した。

 また、世界各国の神話において語られる人類の起源の大部分は「乱倫」によって始まったものであるとし、日本の「2次元」における「兄弟姉妹への欲望」も人類の本能である、潜在意識にある自然の傾向である、と考える者も存在すると紹介している。そして「2次元」にはあれやこれやという枠組みがないゆえ、その世界の中で思う存分「自らのホルモンを放出させ、人類において最も禁忌とされる分野の妄想をすることができるのだ」とも論じた。

 記事はさらに、「日本人は男が強いにしろ、女が強いにしろ、不平等な性の関係を好む」と説明。その傾向も兄弟姉妹という年齢的な不平等のある人間どうしの色情を盛り上げる「土壌」になっているのであるとした。

 日本のアニメ・マンガ産業、「萌え」の文化が世界に広く普及するなかで、いわゆる「18禁」的なコンテンツもその普及に一役買っていることは否定できない。「2次元」における、あまりにも自由で開放的な性の問題についても、中国人を含めた外国人からどのように見られているのかについて知っておくべきではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)