金正日総書記の指示で栽培、製造が進められたアヘンや覚せい剤。海外に密輸して、不足する外貨を稼ぎ出すためのものだったが、横流しによって国内で流通するようになり、不足する医薬品の代用品として使われたりするなどして、中毒者が急増した。2013年に刑法を改正し、不法アヘン栽培・麻薬製造罪を新設、取り締まりに乗り出した効果で一時ほどの蔓延ぶりではなくなったが、薬物中毒の治療が難しいことは広く知られている。北朝鮮