なんだって便利がいい。そんな当たり前のことに異を唱える学者がいた。京都大学の川上浩司教授である。川上氏は「不便でいいこと」を研究し、その知られざる価値にスポットを当てた。前回は「『甘栗』『ねるね』、ロングセラーの矛盾する秘密」として、不便でいいモノをご紹介したが、今回は不便でいいコト。第二回。※本稿は『京大変人講座常識を飛び越えると、何かが見えてくる』(酒井敏、川上浩司ほか著、三笠書房)より