中国のポータルサイト・新浪に18日、インドが核兵器を使わずに日本を打ち負かす事ができるとし、その理由について解説する記事が掲載された。
 
 記事は、現在世界には核兵器を使用することなく日本を打ち負かせる国が4カ国あるとし、それが米国、ロシア、中国、そして、インドであると紹介。そのうちインドについては新型コロナの影響もあって内憂外患状態にあるため、「日本を倒せると思っている人は誰もいないだろう」とした。
 
 そして、日本の防衛力はすでに米国の支援のもとで大きく発展したものの、なおも一定の制約が存在し、特に大きな問題が「敵の海軍による進攻に対抗できる能力が乏しい」点であると主張した。
 
 その上で、インドが日本に勝てる可能性があるのは、その国力や軍事力が強いからではなく、インドが戦略上重要な位置にあるからだと指摘。インドが自国の海域を死守し、日本に向かう商船の領海内航行を禁止すれば、日本は程なく物資不足、経済危機に陥ることになり、日本は十分な準備ができないまま本土から遠く離れたインドシナ地域でインドと戦うことになるとした。
 
 記事は、このような状況になれば数値上の軍事力、実際の戦闘力いずれにおいても日本に及ばないインドであっても、陸海空軍が共同作戦を実施することにより、後方支援が乏しい日本の軍艦を打ち負かすことができるのだと論じている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)