DACグループ、世界7大陸最高峰登頂計画で50−60代の幹部役員も挑戦
この挑戦によって、私はいろんな苦しい思いをすると思うのですが、そこを乗り越えることで、社員の苦労をくみ取れるようになりたいと思っています。
前山 私は管理本部長として今回のプロジェクトを側面から支える役割を担ってきました。1回目、2回目と20代、30代の若い社員が、登頂の実績を重ねて会社が盛り上がってきたのですが、ある時、社長の石川と話していて「役員は誰も立候補をしないのか」という話になりました。その流れで自然と私はエルブルスに登ることになりました。
これまで本格的な登山の経験はなかったのですが、1月にトレーニングで2泊3日の雪山キャンプを行ったときに、雪山の美しさに魅了され、冬山登山の楽しさにはまってしまいました。そこから、普段の仕事で関わる方々とは違う山登りの世界の方々と話すことも増え、従来の自分の世界とは違うところに、一歩踏み出したように感じています。
――石川社長は、50歳でキリマンジャロ登頂に成功し、60代で北極点と南極点の両方に立つ「POLE TO POLE」に成功。そして、今年、65歳でマッキンリーに登頂成功し、「経営も冒険も人生において同じ。ひとりの人間として、死にものぐるいでチャレンジし続けてこそ、明日が開けてくる」とおっしゃっています。いよいよ、出発を前にして、現在の気持ちを聞かせてください。
沢田 キリマンジャロの経験があるだけに、登頂への大変さがわかり、出発が近づくにつれて、気持ちがひるむようなこともありました。ただ、ここまでくれば、やるしかないという気持ちしかありません。今回も多くの方々から応援していただいているので、登頂を成功させ、皆さんにご報告したいと思います。
逸見 「もう61歳だから」とか、「無理をしないで」とお声がけをいただくことが多いのですが、私は、「年だから」とか「女だから」ということを言い訳にはしたくありません。若い社員には、「あの逸見でも登頂できた」ということが、いろんなインパクトになると思うのです。最後まであきらめず、登頂をめざします。
前山 役員として、これまで支えてくださった方々への感謝の気持ちと向き合いながらの2週間になると思っています。一歩踏み出せば、必ずゴールに近づくんだということを信じて、一歩一歩を踏みしめながら、登頂をめざします。DACセブンサミット・プロジェクトも、今回で第4弾。まさに今回が折り返しの挑戦です。これまでつないできてくれているものを、ここで途切れさせるわけにもいきません。3人で力を合わせて、必ずヨーロッパ最高峰の山頂にDACの旗を立ててきます。(編集担当:徳永浩)
