ローマのオランダ代表MFケヴィン・ストロートマンが、左ひざ前十字じん帯の損傷であることが分かった。半月板への影響もあり、近く手術を受けるという。ローマが10日に発表した。

オランダでは9カ月の離脱と報じられたが、実査には6カ月となりそうだ。いずれにしても、ストロートマンの今季は終了となる。同選手は9日のナポリ戦で負傷していた(フランス対オランダ戦で負ったケガとは別)。これにより、ストロートマンはワールドカップも欠場することになるだろう。

チームメートはSNSでストロートマンを励ましている。DFレアンドロ・カスタンは「頑張れ、ストロートマン。すぐ戻ってこいよ」とコメント。MFミラレム・ピアニッチも「強くいてくれ、友人よ」と続いた。FWフランチェスコ・トッティは自らのブログで次のように述べている。

「頑張れ、ケヴィン。今は回復のことだけを考えるんだ。プレーするたびに君が見せるのと同じ気迫で取り組むはずだと分かっている。この状況で違いとなるのは君の意欲だ。すぐに戻ってくるのを待っているよ。復帰を祝ってみんなでディナーへ行くか、ピッツァを食べに行くのを楽しみにしている」

ミランのオランダ人MFナイジェル・デ・ヨングも、ツイッターで「ケヴィンがしっかり回復することを願っている。前を見てくれ。君は以前より強くなって戻ってくるはずだ」とコメントした。オランダからは、ルイス・ファン・ハール代表監督のコメントも届いている。

「ケヴィンにとっては最悪の瞬間だ。世界が崩れ落ちるように感じていると想像できる。ローマでもオランダ代表でも、彼にとって非常に重要な時期だった」

ルディ・ガルシア監督はナポリ戦を落としただけでなく、今季の主役の一人を失う形となってしまった。ストロートマンはリーグ戦とコッパ・イタリアで28試合に出場し、6ゴールを記録している。だが何よりも、ピッチ内外で見せるその強い気質で、ストロートマンは短期間でリーダーの一人、サポーターのアイドルになっていたのだ。

サン・パオロは彼にとって不吉な場所なのかもしれない。2月12日のコッパ・イタリアでは、準決勝セカンドレグの終盤に退場となった。そして9日の試合でひざを負傷だ。MFダニエレ・デ・ロッシが3試合の出場停止になっていなければ、ストロートマンはナポリ戦に出場しなかっただろう。運命の皮肉だ。