どうすればいい?GoogleカレンダーとOutlookとの同期【知っ得!虎の巻】

「Google Calendar Sync」は、Googleカレンダーの予定とMicrosoft Office Outlookの予定を同期できるソフトだ。英語版だけの提供となるが、インストールも設定も簡単なので安心してほしい。
●「Google Calendar Sync」をインストールしよう
「Google Calendar Sync」の紹介ページ(http://www.google.com/support/calendar/bin/answer.py?answer=89955)にアクセスし、「http://dl.google.com/googlecalendarsync/GoogleCalendarSync_Installer.exe」をクリックしてファイルをダウンロードする(画面1)。ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックし、メッセージに従ってインストールしよう。
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画面1 リンクをクリックしてファイルをダウンロードする |
インストールが完了すると設定画面が表示される(画面2)。ここでGoogleアカウントのメールアドレスとパスワードを入力し、「Sync Options」から同期の方法を選択する。「2-way」は双方向の同期、「1-way Google Calendar to Microsoft Outlook Calendar」はGoogleカレンダーの予定をOutlookの予定表に同期、「1-way Microsoft Outlook Calendar to Google Calendar」はOutlookの予定をGoogleカレンダーに同期だ。自分に合った同期方法を選ぼう。最後に「Sync every」で、何分ごとに同期を行うかを設定すれば完了だ。
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画面2 設定画面。同期の方法や時間を設定する |
●予定を同期する
インストールが終了すると、自動的にGoogle Calendar Syncが起動し、タスクトレイにアイコンが表示され、設定した時間ごとに同期を実行してくれる。設定を変更したい場合は、タスクトレイアイコンを右クリックし、[Options]を選択すれば、インストール時に表示されたのと同じ設定画面が表示されるようになっている。
なお、手動で同期を実行したい場合は、タスクトレイアイコンを右クリックし、[Sync]を選択する。
それでは実際に予定を入力し、同期してみよう(ここでは双方向の同期に設定している)。まずはGoogleカレンダーで通常通り予定を入力する(画面3)。
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画面3 Googleカレンダーで予定を入力する |
アイコンを右クリックして[Sync]を選択すると同期が実行され(画面4)、Googleカレンダーに入力した予定がOutlookにも反映された(画面5)。
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画面4 手動で同期するには、アイコンを右クリックして[Sync]を選択する |
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画面5 Outlookに先ほど入力した予定が反映された |
逆にOutlookで予定を入力した場合も同様だ(画面6)。同じ操作で予定がGoogleカレンダーに同期される(画面7)。
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画面6 Outlookで予定を入力する |
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画面7 同期を実行すると、予定がGoogleカレンダーに反映される |
なお、同期できる内容は件名、開始時間、終了時間、場所、そしてアラーム設定といった共通項目となる。また、Googleカレンダーで複数のカレンダーを管理している場合、同期できるのはメインのカレンダー([マイカレンダー]で一番上に表示されているカレンダー)のみなので、同期したくないカレンダーは別に作っておくというやり方もできるだろう。
このように、Google Calendar Syncを常駐させておけば、GoogleカレンダーとOutlookの予定表の内容を簡単に同期できる。設定時間に従って自動的に同期してくれるので、面倒な作業も一切必要ない。GoogleカレンダーとOutlookを両方利用しているという人にはぜひ使ってもらいたいソフトだ。
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編集部:池田利夫、篠崎 哲、岡本奈知子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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