画面7 サービスをチェックするサービスチェッカー

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外出先でノートパソコンのスイッチを入れたけど、すぐに起動しなくて、イライラする経験はないだろうか。
取引先で打ち合わせの際などには、焦ってしまうだろう。起動が遅くなる原因の1つに、パソコンと同時にスタートアップするプログラムがある。

アプリケーションをインストールすると、自動的に登録されることも多い。使いたいときにすぐに使えて便利だが、中にはほとんど使わないアプリケーションもあるのでは? 

不要なスタートアップを停止するフリーソフトを利用して、起動を高速化してみよう。


■知っ得 No.0107 スタートアップを無効にできる「スタートアップチェッカー」
今回紹介する「スタートアップチェッカー」は、スタートアップに登録されているアプリケーションを管理することができるソフト。スタートメニューやレジストリに、スタートアップ登録されているアプリケーションを一覧表示し、一時的に無効にすることができる。

●「スタートアップチェッカー」をインストールする
スタートアップチェッカーのサイト(http://fos.sitemix.jp/blog/studio/supchk)にアクセスし、「ダウンロード」の「Version 2.2.3.0」をクリックする(画面1)。Vectorのダウンロードページにジャンプするので、[ダウンロード]をクリックしてダウンロードしよう。
画面1 「ダウンロード」の「Version 2.2.3.0」をクリックする

ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックすれば、スタートアップチェッカーのセットアップウィザードが開始される。メッセージに従ってインストールしよう。なお、スタートアップチェッカーには「JWordプラグイン」が同梱されていて、インストールするかしないかを選択できるようになっている。

●「スタートアップチェッカー」でスタートアップを管理しよう
スタートアップチェッカーを起動すると、現在スタートアップに登録されているアプリケーションが一覧で表示される。項目を選択すると、下の部分に登録先や登録名、ファイル名、会社名といった詳細が表示される(画面2)。
画面2 スタートアップに登録されているアプリケーションの詳細が分かる

また、[情報検索]をクリックすれば、登録名やファイル名をキーワードに検索を実行することもできる。検索先は、[設定]?[情報検索]?[検索先]でGoogle、Symantec、Trend Microから選択可能だ(画面3)。
画面3 検索先はメニューから設定できる

内容を確認した結果、そのアプリケーションが不要であるならば、[無効化]をクリックしよう。これで一時的に、このスタートアップを無効にすることができる。無効にしているアプリケーションは、[無効にしている項目]タブを選択すると表示される(画面4)。
画面4 無効にしたスタートアップも一覧で表示

再度有効にしたい場合は、[有効化]をクリックすればOKだ。まったく必要ないというのであれば、[削除]で削除することもできる。

なお、スタートアップチェッカーには、常駐ソフトのスタートアップウォッチャーが同梱されている。このソフトを常駐させておくと、スタートアップに項目が追加されたり、変更されたりすると、警告ウィンドウを表示して知らせてくれる(画面5)。警告ウィンドウからスタートアップチェッカーを起動することもできるので便利だ。
画面5 スタートアップウォッチャーの警告ウィンドウ

このほかにも、スタートアップチェッカーには、現在動作しているプロセスやアプリケーションを確認し、強制終了させられる機能や(画面6)、サービスとして登録されているアプリケーションを確認し、必要に応じて停止、一時停止することができる機能も搭載されている(画面7)。
画面6 プロセスをチェックするプロセスチェッカー

画面7 サービスをチェックするサービスチェッカー

このように、スタートアップチェッカーを使えば、スタートアップやプロセス、サービスを確認し、設定を変更してパソコン環境を整えることができる。スタートアップへの登録も監視できるので、もうパソコン起動時にイライラすることもないだろう。

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編集部:池田利夫、篠崎 哲、岡本奈知子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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