ついに予告編の公開が始まった実写映画「ドラゴンボール エボリューション」。予告編では悟空が「かめはめ波」を放つシーンや数々の格闘シーンなどが盛り込まれており、「CGを駆使したシリアスなカンフー映画」といった雰囲気を感じさせる内容となっている。ところが、これまでの情報と同じく予告編についても、「ニコニコ動画」や「2ちゃんねる」を中心に「なんだろう…悲しくなってきた」「すごいB級臭」「100億円無駄遣い」「鳥山がこの映画知らないことだけを祈る」と散々なコメントが飛び交った。

また、海外にも多数の原作ファンを擁する「ドラゴンボール」なだけに、こうした批判は世界中で散見される。タイトルに「エボリューション」が付けられたと報じられた際も、米国のニュースサイトには「製作側は原作を見たことがあるのか? こんなのクソ映画だ!」「何で悟空をUCLAで歌わせるんだ、バカヤロウ!」「これはアホバージョンと言わざるを得ない」などの怒りのコメントが寄せられた。

こうした世界中の反応を翻訳し、まとめた動画「『DRAGONBALL EVOLUTION』予告 世界の反応」が「ニコニコ動画」や「YouTube」などで話題となっている。

この動画は、「YouTube」や海外の掲示板、ブログなどに寄せられたコメントを翻訳したもの。制作した人物は「和訳はあくまで主観です」として会話調のものには演出を施しているとしながらも、「内容は全て存在します」と注釈を加えている。

その内容を見てみると、「これ冗談だよね? DB(ドラゴンボール)読んだことないのかな?」(韓国)、「これがドラゴンボール? 謝罪モノだ」(カナダ)、「このような、いまいましい映画はドラゴンボールという伝説をぶち壊す」(英国)、「コミックマーケット75で売るんだろ」(フランス)、「私は小さいころからDBを読んできた。これはDBのタイトルが付いたウ○コだ」(米国)、「恥を知れ! 似非ハリウッド!」(ベルギー)、「なんてことだ!! アニメを破壊すんな!!」(米国)、「あぁ〜何でブルマが銃を持っているんだ? 米国は銃がそんなに好きか?」(米国)、「これはスター・ウォーズDB編か?」(オランダ)、「黙ってXファイル作ってろ!」(米国)と、世界各国からの怒りの声ばかりだ。

また、カナダでは「この映画誰が作った?」「20世紀フォックス(Twentieth Century Fox Film)」「!!!NO!!! Twentieth Century Fuck Film」との会話、インターナショナルな場でも「みんな! この映画が早く消えるように抗議をしよう!!」(カナダ)、「賛成だ! でも安心しろ、抗議しなくてもクリリンみたく勝手に爆死だ」(ニュージーランド)、「糞が早く爆死するように願うよ。アメリカはやっぱり糞。日本に謝れ!!」(ベネズエラ)との会話が繰り広げられている。

中には、「つかもうぜ〜♪ 奴等のボール♪」(米国)、「いまいましい下痢とクソ映画なんて見たくない! ハリウッド? 勝手にケツでも掘ってろ!!」(カナダ)、「典型的なハリウッドのダメ映画だなwo まさにクソwow 消えろwow FUCKwow でも、ブルマ役の女は良いなw 俺にヤラせろ! ダメなら悟空の役者でもいい、とにかくヤラせろ!」(米国)などの過激でちょっと逸れた発言もあるが、こうしたコメントにイタリアから「お前等もDBももうダメだ」との一喝が寄せられた。

さらには、「悟空がただの人間に見えるのは大問題。そもそも何で悟空が白人なんだよ! その時点で理解が出来ない!」(オーストラリア)、「悟空が白いなんて信じられない!」(ブラジル)、「何でピッコロが黒人なんだよ!」(メキシコ)、「これは一種の人種差別だ」(南アフリカ)との声も。

その一方で、英国からは「私はDBが大好きです。幼い頃から毎日のように見ていました。私はDBが映画化されると聞いて必ず見ると誓いました。しかし、予告を見て絶望しました。それでも、この映画を見に行きます。駄作と知っていても……。なぜなら私はDBに忠誠を誓う者だから。我等が女王陛下と神とパンティーと共にあれ! アーメン」と無条件で「ドラゴンボール」を擁護する意見も出ているようだ。この動画の制作に当たって制作者は各国の反応を調べたところ、発言の7割が批判だったという。しかし、動画の最後に制作者は「実際に映画全編を見ないで批判をしていいモノなのか?」と疑問を投げかけている。