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1974年ポルシェ911

ポルシェ911の第2世代となるGシリーズは、1973年8月から1974年モデルとして生産を開始。バリエーションはベースグレードと911S、高性能版のカレラが用意され、それぞれディタッチャブル・トップのタルガを選ぶことができた。

【画像】クラシック・ポルシェ・アーカイブ #15 1974年ポルシェ911編 全2枚

米国で厳格化された安全規制は、時速5マイル(8km/h)以下の衝突時に車体が損傷しない構造が要求された。ポルシェはGシリーズからベローズが付いた衝撃吸収バンパーで対応する。バンパーは最大50mmまで圧縮し、車両に損傷を与えない構造だった。このタイプは愛好家の間で『ビッグバンパー』と呼ばれている。


空冷水平対向6気筒 2687cc ●150/175hp●210/225km/h    ポルシェ

車体後部では、左右テールランプの間にポルシェの文字ロゴが入った赤いリフレクターが備わるようになった。

エンジンも大きく変更された。次第に厳しくなる排気ガス規制に対応するため、排気量が73カレラと同じ2.7リッターに拡大された。燃料供給はボッシュKジェトロニックが採用され、ベースグレードの出力は150hp、911Sは175hpを発揮した。

インテリアではヘッドレストが一体となったハイバックシートに変わり、ステアリングホイールはセンターパットが付く3スポークタイプとなった。

(当連載は、基本的に土日祝日の午前9時11分に公開しています)