4日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比26.19ポイント(0.64%)安の4057.78ポイントと3日ぶりに反落した。
 外部環境の不透明感が重しとなる流れ。米イラン和平交渉が難航すると不安視されている。米中央軍が2日、ホルムズ海峡に近いイランのケシム島にあるイラン軍の軍事施設を攻撃したと発表する中、外電は3日、イランがクウェートの空港など民間施設を攻撃したと報じた。金属市況安も逆風。4日の上海期貨交易所(上海商品先物取引所)では、主要な非鉄金属の先物が安く推移している。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、非鉄の下げが目立つ。中国アルミ(601600/SH)が9.2%安、雲南馳宏(600497/SH)が6.2%安、洛陽モリブデン(603993/SH)が5.8%安、山東南山リョ業(600219/SH)が5.3%安、江西銅業(600362/SH)が4.1%安で引けた。
 医薬株も安い。浙江医薬(600216/SH)が2.6%、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)と浙江海正薬業(600267/SH)がそろって2.4%、薬明康徳(603259/SH)が2.1%、浙江華海薬業(600521/SH)が2.0%ずつ下落する。消費株、不動産株、公益株、金融株、自動車株、軍需産業株、運輸株、エネルギー株なども売られた。
 半面、半導体株は物色される。LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)と半導体ウエハー中国大手の杭州立昂微電子(605358/SH)がそろって10.0%(ストップ)高、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が7.5%高、半導体検査装置メーカーの天津金海通半導体設備(603061/SH)が6.6%高、通信機器・IC設計の上海貝嶺(600171/SH)が5.1%高で取引を終えた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、半導体製造装置大手の盛美半導体設備(上海)(688082/SH)が6.9%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は0.69%逆行高している。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.59ポイント(0.21%)高の278.10ポイント、深センB株指数が7.62ポイント(0.67%)安の1130.08ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)