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 日本サッカー協会は27日、W杯北中米大会(6月11日開幕)に出場する日本代表の背番号を発表した。負傷によりメンバー外となったMF三笘薫(29=ブライトン)が背負ってきた7番は、幼なじみのMF田中碧(27)に託された。同じくケガで選外のMF南野拓実(31=モナコ)の8番は、MF久保建英(24)が継承。森保ジャパンを支えてきた仲間たちの思いも背負い、頂点を目指す。

 世界一への思いとともに、背番号が託された。「7」を継承する田中は三笘の1学年下で同じ小学校出身の幼なじみだ。さぎぬまSC、川崎Fの下部組織でも一緒にプレーし、プロ入り後も川崎Fでチームメート。22年W杯カタール大会1次リーグ第3戦スペイン戦で「三笘の1ミリ」から得点したのも田中だった。関係者によると、日本協会はエース格の三笘の番号は重圧を伴うため、中堅以上の選手が背負うことが望ましいと判断。旧知の間柄の田中に打診し、快諾されたという。

 田中にとっては自身2度目のW杯。今季はリーズで世界最高峰のプレミアリーグに初参戦し、尻上がりに調子を上げた。ベンチ要員に甘んじた時期もあったがリーグ戦では最後の7試合で先発。チームの1部残留に大きく貢献した。遠藤、鎌田、佐野海が控える代表のボランチは激戦区だが、前回大会も2試合で先発しており、三笘もプレーするプレミアで培った経験をチームに還元する構えだ。

 前回大会で2得点の堂安は「10」に決定した。過去7大会は名波浩、中山雅史、中村俊輔、香川真司、南野がつけた重みある番号。第2次森保政権の2度目の活動だった23年6月から背負ってきた。過去には「10番をつけたことを評価されるのは好きじゃない。つけて、結果を出したことを評価してほしい」と語り、インパクトを残す活躍を誓う。最年少20歳の後藤は「9」に抜てきされた。

 W杯ナンバーと合わせ、31日の壮行試合アイスランド戦(MUFG国立)の背番号も発表。壮行試合限定で22年カタール大会以来の代表復帰となるDF吉田は「22」。過去に中沢佑二も背負ったDFリーダーを象徴する番号だ。冨安はアイスランド戦は「15」。W杯で「22」を引き継ぐ。冨安を除く選手はW杯と同じ番号でアイスランド戦に臨む。各選手が背番号に対する思い、重みをかみしめ、最高の景色への準備を進める。(木本 新也)