《栃木・強盗殺人》“悪ガキのリーダー”だったタトゥー男が闇バイト指示役に堕ちた経緯…親族も知人に「もう海斗とは関わるな」と忠告していた
生後7か月の乳飲み子と妻をもつ男はなぜ、トクリュウの指示役を担うことになったのか──。栃木県上三川町の事件から1週間、逮捕された竹前海斗容疑者(28)が現場の指示のほか、闇バイトの募集にも関わっていたなど、事件の全容が徐々に明らかになってきた。【前後編の前編】
【写真を見る】「疲れた様子ですごく太って...」成人式でのかつての夫・竹前海斗容疑者。電車の中でダンス動画を自撮りする妻の美結容疑者も
男がかつて常連として通った店の女性店主はこう打ち明けた。
「1年ほど前、彼の叔父さんから直接、『もう海斗とは関わらないほうがいい』と言われました。結婚して、一度は落ち着いたと思っていたのですが……」
女性が証言したのは、"地元の悪ガキ"だった海斗容疑者が味わったある「挫折」だった。
大手紙社会部記者が捜査状況を解説する。
「事件当日、海斗容疑者と妻の美結容疑者(25)は実行役の少年4人に対し、県内の別の場所からアプリで通話しながらリアルタイムで直接、犯行の指示をしていたことがわかっています。
夫妻は事件への関与を否定していますが、少年の一部は『やらなけらば家族や友達を殺すと言われた』と供述している。捜査関係者によれば、事件前に指示役の2人と対面するまで、"ただのバイト"だと思っていた少年もいるようです」
複数の同級生ら知人の証言によれば、海斗容疑者は3人兄弟の次男。神奈川県横浜市で生まれ育ち、逮捕時も同市内に住んでいた。地元の小中学校を出て定時制の高校に入学するも中退し、その後はとある親族の世話になっていたという。前出の飲食店店主が話す。
看板娘とトークの練習
「叔父さんが経営している水道関係の会社に勤めていました。勤務態度は真面目で、叔父さんが『いつかこいつに跡取りになってほしい』と言っていたほど。私も一度、海斗にお店の水道のパッキンを修理してもらったことがあります」(前出・飲食店店主)
世間を震撼させる犯罪者になってしまった海斗容疑者だが、女性が抱く印象はそれとは異なっていた。
「本当にシャイで可愛らしい子でした。海斗の仕事の先輩がアルコールで体を壊したときなんか、『お世話になっているから』といって毎日のように自宅へ様子を見にいっていました。
『女の子と話せるようになりたい』というので、当時の店の看板娘とトークの練習をさせたこともあります。結局、恥ずかしがってほとんど喋れていなかったですけど。
当時からちょっと悪そうな子を引き連れて、"兄貴分"のような感じを気取っていましたね。多少はヤンチャをしていましたが、根は優しくていい子なんです」(同前)
そんな海斗容疑者に転機が訪れたのは7〜8年前のことだった。女性店主は言う。
「今の奥さんとは別の子と結婚し、子どもができたんです。それから飲み歩く姿を見る頻度も減って、ヤンチャも少し落ち着き、真面目に仕事に打ち込んでいた印象でした。でも、事件でそれが変わってしまって……」
海斗容疑者が変わってしまった"事件"とは──。
(つづきを読む)
「NEWSポストセブン」では、情報・タレコミを募集しています。情報提供フォームまたは、下記の「公式X」のDMまで情報をお寄せください。
・情報提供フォーム:https://www.news-postseven.com/information
XのDMは@news_postsevenまでお送りください!
