スポニチ

写真拡大

 ◇セ・リーグ 阪神4―2中日(2026年5月19日 倉敷)

 【亀山つとむ 視点】1軍デビュー戦の阪神・立石は初打席の初球、ファーストスイングで金丸の速球を仕留めた。真っすぐ狙いでも普通はなかなか振れないものだが、いい形でスイングができているし、強い打球が打てている。結果も出たし、甘いコースに来ればスタンドに放り込めるだけの力は感じた。

 5、7回は森下、佐藤輝、大山がつないだチャンスでの打席になった。3回の遊ゴロ併殺打も含め、若干詰まらされた印象だ。ホームベースから離れて立っているが、プロはデータで傾向が出るとそこを徹底的に突いてくる。外の変化球の出し入れとの攻め方になるが大山と森下も通ってきた道のりだ。そこでどれだけ自分のスイングができるかだろう。

 立石に怖さが出てくれば相手は大山と勝負せざるを得なくなる。立石次第で大山の数字も上がる。そんな相乗効果にもつながってくる。3番から6番がドラフト1位で固まるとなればプロ野球の理想型だ。夢のある打線が完成することを期待したい。(本紙評論家)