【実録】メルカリで「折れたラケット」が“5000円”で売れた!「捨てるしかない」と思ったけど、なぜ“壊れたもの”が高く売れた? 筆者の体験をもとに「売却時の注意点」も解説

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日常的に自分が趣味などで使っている用具が壊れると、買い替えの手間はもちろん、高価なものであればあるほど、その買い替え費用は頭の痛いところではないでしょうか。その際、壊れたものはゴミとして捨ててしまうのが普通でしょう。   しかし、そのまま捨てているだけだと、知らないうちに損をしているかもしれません。実は壊れて利用価値がないと思っていたものでも、想像以上の値段で売れる場合があります。   本記事では、折れたバドミントンラケットをメルカリで、5000円で売った筆者の体験談を中心に、壊れたものが売れる理由などを解説します。また、売却する際の注意点も紹介しますので、参考にしてください。

折れたラケットを売った筆者の体験談

まず、筆者の体験談からお話ししましょう。筆者は週1~2回ほど趣味バドミントンをやっています。もちろん、ラケットは必需品ですが、筆者の練習頻度であれば、5年以上使うことも十分可能です。
しかし実際には、ダブルスのパートナーとの接触などによりラケットにヒビが入るなどして、早い段階で使用できなくなるケースが多々あります。
今回もパートナーとラケット同士がぶつかり、2年前に新調したラケットにヒビが入り使用できなくなりました。実はラケットの価格も年々上がっており、筆者が使っているYONEX製のラケットは定価で3万円以上、割引が入っても2万円後半の出費を覚悟しなければなりません。
「また痛い出費だ」とガッカリしたのですが、その際、一緒に練習していた友人が「ラケットは捨てずに売りに出したほうがいい」と教えてくれました。よくよく話を聞くと、友人はメルカリで折れたラケットを5000円で売ったと言うのです。
にわかに信じがたい話でしたが、メルカリで過去に売却されたラケットを検索すると、いわゆる「ジャンク品」として、折れたラケットの取引が数多く成立していました。調べてみると、メルカリでの登録や出品手続きも比較的簡単だったことから、筆者も早速折れたラケットを出品することにしたのです。
まず6500円ぐらいで出品し、2週間後5000円に価格変更した段階で売却が成立しました。値下げ後、わずか3時間程度で売れたことから、この折れたラケットの相場がまさにこの値段だったのでしょう。

なぜ壊れたものが売れるのか?

メルカリで「ジャンク品」「売り切れ」と検索すると、最初に多く表示されるのは、時計、パソコン、リモコン類といった日常的に使う機器類です。さらに「スポーツ用品」を検索項目に加えると、ラケットはもちろん、シューズ、グローブ、ゴルフクラブなど多種多様な用具の取引が成立していることが分かります。
それでは、買う人はどういう目的で購入したのでしょうか。ジャンク品が売れる理由は、修理やリメイクを施しての再利用や再販売、さらには使えるパーツや部品の回収などに伴う需要があるためです。
実際に、筆者や友人の折れたラケットを購入したのは、個人ではなく法人、しかも海外ユーザー向けに国を越えて、EC支援サービスを提供する会社でした。
もちろん、法人ではなく個人が購入し、自ら修理などを施して再利用する人もいるでしょう。いずれにしても、壊れたものでも想像以上の値段で売れる可能性があります。特に比較的高価なものが壊れた際は、「ジャンク品」としてのニーズがないか調べてみる価値はありそうです。

売却にあたっての注意点

ただ、ジャンク品にも売れるものと売れないものがあります。例えば、筆者が売ったラケットも、真っ二つに割れるほどの大破損であれば修理もできず、ニーズもないでしょう。
また、人気がある商品でなければ、再販売も難しくなります。筆者のラケットは、代表的メーカーであるYONEX製の比較的上位モデルだったことで、ジャンク品でも一定のニーズがあったのかもしれません。また、部品回収にしても、回収可能で需要のあるパーツが内蔵されていない機器は見向きされないでしょう。
さらに、売却できたとしても、手数料に加え、送料などがかかり、実際の利益は販売価格より小さくなります。メルカリでは、販売手数料が10%かかるほか、送料を出品者負担にすれば、売れやすくなる代わりに利益は減少します。
筆者の場合、5000円の売上げに対し、手数料10%と送料1200円がかかったため、実利益は3300円ほどです。現金化する際には、振込手数料200円も必要になります。
出品に際しては、破損箇所の状態やブランド名を偽ったり、購入者に対し、意図的に高価だと誤解を与えたりするような行為は厳禁です。トラブルの原因となるため、売却にあたっては各フリマサイトのガイドラインを順守することを心掛けましょう。

まとめ

壊れてしまい、もう捨てるしかないと思っていたものが、想像以上の価格で売れる場合があります。筆者も、愛用していたバドミントンラケットにヒビが入って使えなくなった際、「ジャンク品」としてメルカリに出品し、5000円で売却できました。
もちろん、ジャンク品全てが売れるわけではありませんが、比較的高価なものが壊れた際は、売却できないか調べる価値はありそうです。手数料などの諸経費や、出品ルールの順守などの注意点もありますが、まずは身の回りに売れそうなものがないか、探してみてはいかかでしょうか。
執筆者 : 松尾知真
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