相模原市役所(資料写真)

 相模原市は11日、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に同市緑区在住の80代女性が感染したと発表した。神奈川県内では昨年7月に松田町在住の女性の感染が確認されており、今年に入ってからは初めて。

 市保健所によると、女性は4月29日に発熱や関節痛などの症状があり、30日に市内の医療機関を受診。5月9日にSFTSの陽性が確定した。女性は現在も入院中だが、軽快傾向にあるという。

 女性の行動歴を調べた結果、自宅周辺で畑仕事などをした際にマダニに刺されて感染したとみられ、市保健所は市内を感染地域と推定。春から秋にかけてはマダニの活動が活発になるため、草むらや藪に入る際に肌の露出を控え、虫除け剤を使用することを呼びかけている。