米国のトランプ大統領(左)と中国の習近平国家主席(2025年10月30日、韓国・釜山で)=ロイター

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 【ワシントン=向井ゆう子】米政府高官は10日、記者団に対し、昨年10月の米中首脳会談で合意したレアアース(希土類)の輸出規制を巡る米中の合意について「まだ有効だ」と明言した。

 米中首脳は昨年10月、中国が発表したレアアースの輸出規制について、実施を1年間停止することで合意していた。

 高官はこの合意について「延長すべきかどうか中国側と協議を行ってきた」とした上で、「今後進展があり、必要だと判断した場合には、適切な時期に延長の可能性について発表する」と述べた。

 米国のトランプ大統領は、14〜15日に訪中し、中国の習近平(シージンピン)国家主席と会談する。高官は今回の訪中で、航空宇宙や農業問題が協議されるとの見通しを示した。トランプ氏に同行するビジネス関係者の中には、米ボーイング社や農業関係の企業幹部も同行するという。