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 京都府南丹市の小学生、安達結希(あだちゆき)さん(当時11)が山林で遺体となって見つかった事件。

【画像を見る】安達結希さん行方不明から約1か月間の時系列まとめ

 逮捕された父親の安達優季(あだちゆうき)容疑者(37)については6日、死体遺棄容疑での勾留期限を迎えます。

 警察は詰めの捜査を進めていて、結希さんが死亡した経緯についても調べています。

 未来ある11歳の尊い命が失われた事件。行方不明になった日から今日に至るまで、様々な動きがありました。

 いつどこで何があったのか…結希さんの生存が最後に確認された3月23日から、事件の経緯を順番に振り返ります。

3月23日 結希さんが行方不明に…

 結希さんが行方不明になったのは、3月23日。通っていた小学校の卒業式の日でした。

 在校生として式に出席するはずだった結希さんですが、午前8時半すぎの時点で教室に姿がありませんでした。卒業式が終了し、午前11時45分ごろに担任が母親に電話連絡をしたことで行方がわからなくなっていることが発覚しました。

 警察によりますと23日朝、親族が自宅で朝食を食べたのを確認していたという結希さん。その後、父親は車で学校のそばまで送り届けたと説明していましたが、学校の防犯カメラに結希さんの姿は映っていませんでした。警察と消防などが学校周辺を捜索しましたが、有力な情報はなかったとされています。

3月29日 通学用かばんが見つかる

 事態が動いたのは行方不明から6日後の29日。小学校から北西に約3キロ離れた場所で、結希さんの通学用かばん「ランリュック」が見つかりました。見つかったのは、住宅街を抜け、車1台が通るのがやっとというほど道が狭くなった山の中。通っていた小学校からは大人の足で歩いても1時間ほどかかる場所でした。

4月7日 結希さん宅周辺の山中で捜索

 結希さんが行方不明になって2週間、警察の動きにも変化がありました。4月7日朝から結希さんの自宅周辺の山中で大規模捜索が始まりました。周辺は規制線が張られ、緊迫した状態に。鑑識車両が入る様子も確認されました。しかし、この日は大きな手がかりはなかったとされました。

4月12日 結希さんが履いていたスニーカーか…山中で靴が見つかる

 その後も警察の捜索は続きます。有力な手掛かりが得られたという情報はないままでしたが12日、小学校から直線距離で南西に約6km離れた山中で靴が見つかりました。黒色のスニーカーで、結希さんが履いていたものとみられています。

4月13~14日 遺体発見…のちに身元は結希さんと判明

 そして翌日13日、小学校から南西に約2キロ離れた山林で子どもとみられる遺体が見つかりました。その後の警察の調べで、遺体は行方がわからなくなっていた結希さんだとわかりました。

4月15~16日 結希さん宅を家宅捜索 未明に父親を逮捕

 15日朝、警察は遺体を遺棄した疑いで結希さんの自宅を家宅捜索。16日未明に父親の安達優季(あだちゆうき)容疑者(37)を逮捕しました。

 安達容疑者は容疑を認めていて、「1人でやった」という趣旨の供述をしていたということです。また逮捕前の任意の聴取では、「学校まで送ったあと南丹市のどこかに連れて行って、首をしめつけて殺しその場に遺棄した」という趣旨の供述もしていたとしていたということです。

4月16日 警察が捜査本部設置

 警察は16日、「南丹市園部町における男子児童死体遺棄事件捜査本部」を設置。南丹警察署に刑事部長を捜査本部長とする37人体制で事件の全容解明を図るとしました。

4月17日 容疑者の車押収

 17日には、安達容疑者名義の車を自宅から押収。捜査関係者によりますと、安達容疑者は「結希さんをこの車に乗せた」と話していたということです。この車について警察は21日、鑑識作業も行いました。

4月18日 トイレ・周辺を現場検証

 18日には遺体を一時遺棄していた可能性があるとして自宅近くの公衆トイレとその周辺の現場検証が行われました。

4月21・22日 ため池捜索

 21日、22日には、警察が遺体発見現場から2.5Km離れたため池を捜索する様子がありました。

4月28・29日 容疑者を立ち会わせて現場へ

 そして28日、29日の2日間、警察は安達容疑者を遺体が遺棄された可能性がある場所に立ち会わせて、現場の状況を確認する捜査を行いました。
 いずれも安達容疑者は車に乗ったままで、28日は公衆トイレや自宅の裏山、かばんの発見現場を、29日には靴や遺体の発見現場を確認する様子がみられました。

5月6日 遺体を遺棄した容疑での勾留期限

 安達容疑者については5月6日、遺体を遺棄した容疑での勾留期限を迎えます。警察は詰めの捜査を進めていて、結希さんが死亡した経緯についても調べることにしています。