米国のヘグセス国防長官(4月30日)=AP

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 【ワシントン=池田慶太】CBSニュースなど米主要メディアは1日、ヘグセス米国防長官がドイツに駐留する5000人の米軍部隊に撤退を命じたと報じた。

 米国のイラン攻撃を巡り、トランプ米大統領は支援要請に応じない北大西洋条約機構(NATO)への批判を強めていた。軍部隊撤退は懲罰的な意味合いがあるとみられる。

 報道によると、部隊撤退は今後6〜12か月の間に行われる。国防総省のショーン・パーネル報道官は声明で、「今回の決定は欧州における国防総省の部隊態勢を徹底的に見直した結果だ」と説明した。

 バイデン前政権は2022年、ロシアウクライナ侵略への対応としてドイツ米軍部隊を増強させたが、今回の撤退で侵略開始前の水準に戻る。年内に予定されていた米陸軍の長距離射撃大隊のドイツ配置は見送られる見通しだ。

 ドイツは欧州最大の米軍拠点で、昨年末時点でラムシュタイン空軍基地など国内の基地に3万6000人以上の米兵が配置されている。米軍の海外駐留先としては日本に次いで大きい。

 メルツ独首相は、米国の軍事作戦を公然と批判していた。