【韓国】「遺族が“再活用”」などのデマ・誹謗中傷 セウォル号沈没事故・梨泰院雑踏事故の被害者らを侮辱した50代男を拘束

写真拡大 (全2枚)

「セウォル号沈没事故」や「梨泰院(イテウォン)雑踏事故」の被害者および遺族に対する誹謗中傷を繰り返した韓国の50代男が収監されることとなった。

【画像】「また惨事起きる」梨泰院雑踏事故に便乗した韓国マンション大炎上

4月30日、警察庁国家捜査本部によると、2021年から2024年にかけて韓国国内外のオンラインプラットフォームに「セウォル号沈没事故」および「梨泰院雑踏事故」に関する虚偽の主張、遺族を誹謗する投稿を70回近く繰り返した疑い(名誉毀損・侮辱など)で、50代の男を前日の29日に拘束した。

男が投稿した一部の内容には、実際の遺族の写真とともに「セウォル号の遺族が梨泰院の遺族として再活用された」という趣旨のデマも含まれていた。被害遺族は警察の捜査過程で「家族の写真が数年間にわたってインターネット上で嘲笑の的として出回り、あまりにも惨めでやりきれなかった」と述べ、長期間にわたり繰り返された二次加害による精神的苦痛を訴えたという。

これを受けて警察は、こうしたオンライン上の二次加害は単なる意見の表明ではなく、人格権と名誉を侵害する重大な犯罪であると判断して逮捕状を申請・取得した。昨年7月、李在明(イ・ジェミョン)大統領の指示で警察庁に「二次加害犯罪捜査課」が発足して以来、加害者を逮捕した2例目のケースとなる。

セウォル号(写真=時事ジャーナル)

なお、警察は最近、「セウォル号沈没事故」から12年に際した行事期間中に公開された二次加害の疑いがある投稿23件についても捜査を進めている。

(記事提供=時事ジャーナル)