甲斐拓也(C)日刊ゲンダイ

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 巨人で出番を失いつつある“大物”がいる。FA入団2年目の甲斐拓也(33)のことだ。

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 昨23日の雨の中の二軍戦、山田の完封勝利を導いた女房役は、山瀬慎之助(24)だった。開幕一軍メンバー入りした山瀬は、阿部慎之助監督(47)に「勝てる捕手を目指してほしい」と20日に二軍落ちを命じられていた。

 さる球界関係者がこう言った。

「これまでのファームの試合は、ベテランの甲斐や小林が捕手を務めることが多かった。ただ、今後は若い山瀬がマスクをかぶる試合が増えるでしょう。現在一軍は、岸田と大城の併用。昇格した小林は、終盤に捕手に代走を出した場合に試合を締めるクローザー捕手の役割。阿部監督は甲斐ではなく小林を昇格させる際、『甲斐を使うならアタマから』と説明していたが、現状5番手扱いだけに、いつ『アタマから』使うのかは不透明です」

 さらに不幸なのは「5年15億円」という長い複数年契約の2年目ということだ。

「契約があと4年も残っている。仮にトレードを直訴しようにも、『甲斐キャノン』と恐れられた肩の衰えが顕著。年俸は3億円とベラボウに高い。引き取り手はないでしょう。二軍であと4年近くも“塩漬け”になる可能性があります」(同前)

 移籍1年目の昨季は、68試合の出場で打率.260、4本塁打、20打点。契約更改の席上で「当然納得いくものではない。試合数も少ない。まだまだ自分はできる」と語気を強め、「素晴らしい捕手陣がいる中で自分の新たな野球人生に挑戦したいという覚悟で来ています。それは変わらない」と前を向いていた。が、移籍2年目もフタを開けてみれば……。甲斐はあと4年間、この環境に耐えられるか。

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 居場所がないのは坂本勇人も同様だ。打率は1割台に低迷し、ベンチを温める日々が続く。迫りつつあるのは二軍落ちの現実だ。一度落ちればそこまで。浮上のきっかけをつかめないまま引退に追い込まれかねない。では、いつ二軍に落ちそうなのか。●関連記事 【もっと読む】巨人・坂本勇人「二軍落ち」のXデー…代打もムリで「そのまま引退」にも現実味 では、それらについて詳しく報じている。