阪神・前川右京 高校時代から相性抜群!高橋宏キラー本領の2安打「好投手から打てて良かった」
◇セ・リーグ 阪神3―0中日(2026年4月12日 バンテリンD)
「高橋宏キラー」の看板に偽りはない。阪神・前川は2安打を放って好投手の足元をぐらつかせた。3回に放った左中間への二塁打に続き、153キロを捉えた5回の右前打はさらに価値がある。この一打が中野と森下の適時打の呼び水になった。
「2本とも2ストライクから打てた。好投手から打てて良かったと思います」
相性の良さを買われて今季2度目の先発出場。試合前時点で打率.333の好成績を誇っていた。奈良・智弁学園2年時の20年夏には甲子園交流試合で、当時中京大中京のエースだった高橋宏から右前打を放っている。当時は雲の上の存在と憧れた1学年上の右腕に対し、プロではこれで29打数11安打、打率.379とした。
左翼のポジションを巡って、中川、高寺、福島と熾烈(しれつ)な争いを続ける。10日の中日戦では9回に代打で逆転につながる二塁打を放ち、開幕1軍を逃した出遅れを取り戻しつつある。「まだまだだと思うので、そこはもう永遠の課題だと思うので、満足することなく頑張ります」。速球への対応で頭がいっぱいだが、結果だけを追い求める、ストイックな日々はこれからも続いていく。

