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 ◇ナ・リーグ ドジャース10―5ナショナルズ(2026年4月4日 ワシントンDC)

 今季限りでの現役引退を表明している大ベテランがチームの危機を救った。ドジャースのミゲル・ロハス内野手(37)が4日(日本時間5日)、右腰痛で途中交代したムーキー・ベッツ内野手(33)に代わって初回の守備から緊急出場。攻守でチームの連勝に貢献した。

 「3番・遊撃」で出場したベッツは初回1死二塁から四球で出塁し、フリーマンの右中間二塁打で本塁に生還。その際に異変が生じたとみられ、球団からは「右腰痛」と発表された。試合開始直後に巡ってきた突然の出番。準備や気持ちの持って行き方などの難しさもあるが、百戦錬磨のベテランは動じなかった。「まったく難しくない。それが自分の仕事だし、どんな機会でも、どんな状況でも準備しておく必要がある」と胸を張った。

 2―0の2回1死満塁の場面で打席に入り、中犠飛で確実に得点を加え、守備でも堅実なグラブさばきで内野陣を引き締めた。安打こそ出なかったが、攻守で勝利に貢献。ロバーツ監督はベッツが数試合の欠場の見込みを明かした上で、遊撃のポジションについては「現時点ではミゲル(ロハス)とフリーランドで対応する」としているだけに、今後も存在の重要性は増す。

 ベッツとはチームをより機能的にするため、普段から積極的にコミュニケーションを取っている。ベッツと会話を交わしたかについては「いや、まだだ。テキストメッセージは送ったが返信はない」としたうえで「無事であることを願っている」と引き締まった表情で話した。