今なお現役バリバリのジェコ(11番)。準決勝で大仕事をやってのけた。(C)Getty Images

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 ドイツW杯を制したイタリアは確かに強豪だ。だが、優勝後の2大会はグループステージ敗退、そして直近2大会はまさかの予選敗退。大舞台から遠ざかっており、かつてほどの強さはない。

 そのアッズーリと、北中米W杯出場を懸けたプレーオフの決勝で対戦するのが、ボスニア・ヘルツェゴビナである。現地3月31日、ホームに彼らを迎える。

 欧州サッカー連盟の公式サイトによれば、ボスニア・ヘルツェゴビナの英雄で、セリエAでの豊富なプレー経験を持つ、エディン・ジェコ(現シャルケ)が前日会見に出席。ずばり、こう言い放った。

「僕はイタリアのフットボールをよく知っている。大好きだ。そこではとても上手く適応できた。ただ、今のイタリアには(フランチェスコ・)トッティや(アレッサンドロ・)デル・ピエロのような選手はいない。かつてのようなクオリティはない。彼らは特別な存在だった」
 
 また、ボスニア・ヘルツェゴビナを率いるセルゲイ・バルバレス監督は、「鍵となるのは勇気だ。デュエルの勝利や攻守の切り替えといった細かいプレーが、観客を味方につける。努力と意欲、そして少しの運が、全ての違いを生むだろう」とポイントを伝えた。

 ジェコは準決勝のウェールズ戦で、0−1で迎えた86分に値千金の同点弾を挙げ、劇的勝利の立役者となった。

 いずれもボスニア・ヘルツェゴビナ代表記録の147キャップ73ゴールを誇り、今なお現役バリバリの40歳が、12年ぶりの2度目のW杯へ導くのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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