前日会見で森保Jを徹底解剖…“多弁家”トゥヘル監督「日本はWB経由の良い攻撃が多い」「三笘は10番で先発すると思う」
イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督が30日、ロンドン市内で日本代表戦(31日・ウェンブリー)の前日会見に出席し、「良い対戦だと思う。日本のチームが好きだし、日本の文化も好きだ。日本代表と対戦できるのは光栄なこと」と印象を述べた。トゥヘル監督はクラブチームを指揮した時代から多弁家として知られる名将。日本代表についても入念な分析を行っているようで、試合を前に数多くの所感を口にした。
イングランド代表にとっては27日のウルグアイ戦に続く日本戦。トゥヘル監督は「我々は2つの興味深く、全く異なるメンタリティ、全く異なるプレースタイルを持った2つのチームと対戦することになる。そのことがエキサイティングだ」と指摘し、「日本は17試合でたった1敗しかしていない。非常に素晴らしい成績を残しており、よく鍛錬されている。質の高さを見る限り、勝つためにはしっかりと準備し、最高のパフォーマンスを発揮する必要がある」と警戒を語った。
マインツ時代にはFW岡崎慎司、ドルトムントではMF香川真司といった日本人選手を指導したこともあるトゥヘル監督。「彼らは質が高くて素晴らしく才能のある選手だった。チームのために常に全力でプレーする準備ができており、敬意のある選手だった。とても真面目で一生懸命で謙虚な選手だった」と振り返りつつ、日本代表も同様の個性を持つと分析した上で、日本対策においてはプレスの重要性に焦点を当てた。
「彼らは5人のバックに2人の6番(ボランチ)、3人のストライカーと言う陣形でとても機動的かつ流動的にプレーしている。彼らはスイッチ・オブ・プレー(展開)を好み、ボールポゼッションも好んでいる。私もこのシステム(3-4-2-1で)何度もプレーしてきたが、GKとDFで深みを作れるので試合をコントロールしやすく、(相手にとって)プレスをかけるのは難しい。プレスをかける方法はあるが、賢く、ハードワークして、全力でプレスをかけないとボールを奪うことができない。もしうまくプレスをかけることができなければ、日本には非常に機動力のある選手がいて、スピードのある選手がいて、ボールを扱うのが上手い選手がいる。スイッチ・オブ・プレーからのプレーでやられてしまうかもしれない。だからこそ、賢く全力でやる必要がある。ただ、もう1回のトレーニングで準備を整えられるし、楽しみな試合になる」
さらにトゥヘル監督は、若手選手が数多く先発したスコットランド戦を踏まえて、「先発メンバーに7人か8人、もしくはそれ以上の変更があるかもしれない」と予見。「メキシコ戦、パラグアイ戦、ブラジル戦などいくつかの試合を見たが、我々も準備はできている」と述べ、「スコットランド戦のゴールを見ると、ウイングバックを経由して展開した良い攻撃が多く見られる。あの10番の選手たち(シャドー)が基本的には彼らの試合の鍵になる。我々がどのサイドの選手を攻めるかという細かい部分に注意を払う必要がある。繰り返しになるが、我々は全力で取り組まないといけない」と入念な日本分析の様子をのぞかせた。
続けてトゥヘル監督は日本メディアからのMF三笘薫(ブライトン)対策についても、「私は彼が10番(シャドー)で先発すると思っている」と饒舌に返答。「彼を止めるのは難しい。チームの連携が重要で、まずは彼にボールを入れさせないことが一番の方法かもしれない。彼はどの方向にもターンすることが得意で、(抜く)ドリブルにも加速にも優れている素晴らしい選手だ。彼はブライトンでも3日に1回はそんな姿を見せているので、彼には警戒している」とした上で、「それも繰り返しだが、チーム全体の努力が大事で、ディテールが重要だ。彼への供給を止めることが重要で、プレスを適切に行って相手を押しこみ、我々の狙う場所に押し込むことが必要になる」とプレスに勝機を見い出していた。
(取材・文 竹内達也)
マインツ時代にはFW岡崎慎司、ドルトムントではMF香川真司といった日本人選手を指導したこともあるトゥヘル監督。「彼らは質が高くて素晴らしく才能のある選手だった。チームのために常に全力でプレーする準備ができており、敬意のある選手だった。とても真面目で一生懸命で謙虚な選手だった」と振り返りつつ、日本代表も同様の個性を持つと分析した上で、日本対策においてはプレスの重要性に焦点を当てた。
「彼らは5人のバックに2人の6番(ボランチ)、3人のストライカーと言う陣形でとても機動的かつ流動的にプレーしている。彼らはスイッチ・オブ・プレー(展開)を好み、ボールポゼッションも好んでいる。私もこのシステム(3-4-2-1で)何度もプレーしてきたが、GKとDFで深みを作れるので試合をコントロールしやすく、(相手にとって)プレスをかけるのは難しい。プレスをかける方法はあるが、賢く、ハードワークして、全力でプレスをかけないとボールを奪うことができない。もしうまくプレスをかけることができなければ、日本には非常に機動力のある選手がいて、スピードのある選手がいて、ボールを扱うのが上手い選手がいる。スイッチ・オブ・プレーからのプレーでやられてしまうかもしれない。だからこそ、賢く全力でやる必要がある。ただ、もう1回のトレーニングで準備を整えられるし、楽しみな試合になる」
さらにトゥヘル監督は、若手選手が数多く先発したスコットランド戦を踏まえて、「先発メンバーに7人か8人、もしくはそれ以上の変更があるかもしれない」と予見。「メキシコ戦、パラグアイ戦、ブラジル戦などいくつかの試合を見たが、我々も準備はできている」と述べ、「スコットランド戦のゴールを見ると、ウイングバックを経由して展開した良い攻撃が多く見られる。あの10番の選手たち(シャドー)が基本的には彼らの試合の鍵になる。我々がどのサイドの選手を攻めるかという細かい部分に注意を払う必要がある。繰り返しになるが、我々は全力で取り組まないといけない」と入念な日本分析の様子をのぞかせた。
続けてトゥヘル監督は日本メディアからのMF三笘薫(ブライトン)対策についても、「私は彼が10番(シャドー)で先発すると思っている」と饒舌に返答。「彼を止めるのは難しい。チームの連携が重要で、まずは彼にボールを入れさせないことが一番の方法かもしれない。彼はどの方向にもターンすることが得意で、(抜く)ドリブルにも加速にも優れている素晴らしい選手だ。彼はブライトンでも3日に1回はそんな姿を見せているので、彼には警戒している」とした上で、「それも繰り返しだが、チーム全体の努力が大事で、ディテールが重要だ。彼への供給を止めることが重要で、プレスを適切に行って相手を押しこみ、我々の狙う場所に押し込むことが必要になる」とプレスに勝機を見い出していた。
(取材・文 竹内達也)
