本人も信じられない結末。ポストシーズン進出へ向け、これ以上ない結果を出した。「大和証券Mリーグ2025-26」3月9日の第2試合はTEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)がトップを獲得。4着目で迎えたオーラス、セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)から親跳満を決めた。チームは第1試合に登板した本田朋広(連盟)と共に同日2連勝を達成。渋谷ABEMASを逆転し6位浮上、5位赤坂ドリブンズへ50.3ポイント差まで詰め寄った。

【映像】大逆転!瀬戸熊、一発で決めた親跳満のシーン

 この試合は東家からBEAST X・東城りお(連盟)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、EARTH JETS・三浦智博(連盟)、瀬戸熊の並びで開始。東1局、三浦に跳満をツモられる滑り出し。2着目で粘って迎えた南1局は、満貫テンパイとなる打牌が佐々木のリーチに一発放銃で倍満となる憂き目にあい、南3局を迎えた時点で7600点持ちの4着目に沈んでいた。この局は東城との2軒リーチ。瀬戸熊は三浦からリーチ・タンヤオ・ドラの5200点をアガって3着目の東城に迫る。

 南4局、瀬戸熊は終盤にテンパイを取り連荘に成功。同1本場は4巡目リーチでリーチ・ツモ・平和の3900点をツモ。これで東城を逆転すると、同2本場に大物手が入った。ドラ五万が対子、しかも1枚は赤で仕掛けても満貫という好材料。白が暗刻になりイーシャンテンとすると、先に東城からリーチがかかる。東城もツモれば4着からトップになる可能性を秘めた大物手。瀬戸熊が2・5筒待ちで追いつき、リーチを決断した。

 どちらがアガっても大逆転劇。視聴者のボルテージが最高潮に達する中で、決着は一瞬だった。東城が一発で2筒を切り、瀬戸熊が大きな声で「ロン!」。リーチ・一発・白・赤・ドラ2の1万8000点(+600点)が決まり、トップ目に浮上した。同3本場は東城が佐々木から満貫をアガり試合が終了した。

 試合後のインタビューでは「結果は本当に信じられない」とまず一言。さらに、序盤に三浦の跳満で失点したことには悔いがあったと語り、「本田のトップがあったのでなんとか3着を、と思ってやっていました」と続けた。南1局の倍満放銃については「自信をもって安全牌気味に残した八万(で放銃)。三色ができあがったので一回だけテンパイを取って、その後どうするかと思ったらロンと言われ…」「詰められた、という感じの放銃になりましたね」と振り返った。

 南4局2本場は「2・5筒には絶対自信があった」「一発で出たのは僥倖、最終形にはたどり着けたので、負けても悔いなしと思っていました」と語った。ポイント状況に話が及ぶと「何度ひっくり返されたかわからない。他のチームも絶対必死でやって来る。うちも気持ちだけは負けないようにやらないといけないと思っています」と気を引き締めた。残る試合は8。数々の大舞台を乗り越えてきた瀬戸熊が、チームの支えとなる。

【第2試合結果】

1着 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)4万100点/+60.1
2着 EARTH JETS・三浦智博(連盟)2万8900点/+8.9
3着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)2万4100点/▲15.9
4着 BEAST X・東城りお(連盟)6900点/▲53.1

【3月9日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +933.1(108/120)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +758.3(112/120)
3位 BEAST X +563.4(114/120)
4位 セガサミーフェニックス +65.5(110/120)
5位 赤坂ドリブンズ ▲44.2(110/120)
6位 TEAM雷電 ▲94.5(112/120)
7位 渋谷ABEMAS ▲205.4(112/120)
8位 EARTH JETS ▲581.3(114/120)
9位 U-NEXT Pirates ▲644.7(112/120)
10位 KADOKAWAサクラナイツ ▲750.2(108/120)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)