【侍ジャパン】大谷翔平 同点弾後の「落ち着けポーズ」の真意語る 「少し急ぎがちなリズムというのが」
◇第6回WBC1次ラウンドC組 日本8―6韓国(2026年3月7日 東京D)
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は7日、東京ドームで1次ラウンドC組が行われ、大会連覇を狙う野球の日本代表「侍ジャパン」は韓国と対戦し、8―6で勝利した。これで通算成績は2勝0敗とし、8日のオーストラリア戦に勝てばC組1位で準々決勝進出が決まる。ドジャースの大谷翔平投手(31=ドジャース)は「1番・DH」で先発出場。3回に2試合連発となる右越えソロを放つなど2打数2安打1打点で2四球(1敬遠四球含む)と全4打席で出塁し、チームの勝利に貢献した。
激闘を制した大谷は試合後の会見で「本当に素晴らしいゲームでどちらが勝ってもおかしくない。そういうゲームだったなと思います」と語り、2戦連発には「1点差だったので、自分の中でいい打席をおくれればいいなと思っていた。甘い球をいいスイングできたなと思っています」と話した。その上で2本塁打で決勝の押し出し四球を選んだ同年代の鈴木誠也(カブス)の活躍には「本当に素晴らしかったです。最初のホームランも2本目のホームランも雑味がなく、冷静にフォアボールを選んだ場面も難しかったと思うんですが、しっかり自分のフォームを保ちながらいい打席だったなと思ってみていました」と称賛した。
大谷は1点を追う3回1死無走者の第2打席。カウント1ボール1ストライクからの高めに浮いたスライダーを一振りで仕留めた。高い放物線を描いた打球が右翼席に吸い込まれる同点弾。確信歩きの後は大騒ぎする一塁ベンチに向かって落ち着けのポーズをみせた。
その意味を会見で問われると「みんなが先制されてやばい、やばいという急ぎがちなリズムというのがあったので、ベンチ内で感じたそれを、少し同点になったことで、少し落ち着いていこうかという雰囲気に」と説明した。
台湾戦では初回の右翼線二塁打で出塁。先制点こそならなかったが、2回には右越え満塁弾で先制した。さらに適時打を放つなど4打数3安打5打点でチームの7回コールド勝ちに貢献した。これで2試合で6打数5安打6打点、2本塁打、2四球。8打席で7度出塁とチームをけん引している。
韓国とは、15年プレミア12の準決勝で敗れて以降、17年の対戦から11連勝となった。ただ、直近の対戦となった昨年11月16日の強化試合では7―7の引き分けに終わっていた。両国のプライドをかけた大一番の中で、大谷は別格の存在感を示した。
