FWは鹿島のレオ・セアラ、C大阪のラファエル・ハットン、そして京都のラファエル・エリアス。負傷もあって27試合出場にとどまったエリアスだが、ゴール数は18。2回のハットトリックなどゴールを奪う時の集中力がとにかく凄い。誰も寄せつけないような圧倒的な空気感を身に纏う。

 ハットンはエリアスと同じく18ゴールだが、複数ゴールは2ゴールが2回。コンスタントにゴールを重ねていたことになる。アンドラーデのスピード、柴山昌也のドリブルからのチャンスメイク、中島元彦の高い技術。魅力的なC大阪の攻撃陣の中で、ハットンは存在感を示した。

 重ねたゴール数は「21」。見事、得点王に輝き、鹿島を優勝に導いたレオ・セアラを外国籍選手のMVPに。今シーズンの最優秀ゴールに選ばれた24節・柏戦のスーパーロングシュートには度肝を抜かれた。5節・柏戦でのハットトリックも見事。優勝を決めた最終節・横浜FM戦での2ゴール。常にゴールを狙う姿勢にはストライカーの矜持を感じる。

 そして、優勝目前、ベンチで溢れてきた涙は感動的だった。鹿島の優勝に大きく貢献し、5年連続で二桁得点を達成したレオ・セアラを、勝手に今シーズンの外国籍選手MVPに致します。

取材・文●平畠啓史

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