X(旧Twitter)に、アカウントの運用者の所在地を示すことができる「このアカウントについて」機能が登場しました。この機能の登場により、「アメリカの政治アカウントがアメリカ国外のユーザーにより運用されている」などの指摘が噴出しています。

X’s messy About This Account rollout has caused utter chaos | The Verge

https://www.theverge.com/news/827279/xs-messy-about-this-account-rollout-has-caused-utter-chaos

X’s new About This Account feature is going great | TechCrunch

https://techcrunch.com/2025/11/23/xs-new-about-this-account-feature-is-going-great/

2025年11月23日、Xのプロダクト責任者であるNikita Bier氏が「このアカウントについて」機能を発表しました。

Bier氏は自身のXアカウントで「数時間後には、『このアカウントについて』をグローバルに展開し、アカウントが拠点とする国や地域を確認できるようにします。これはプロフィールの登録日をタップすることでアクセス可能です。グローバルな『町の広場』としてのXの完全性を確保するための重要な第一歩です。私たちは、ユーザーがXで見るコンテンツの真正性を検証するためのさらに多くの方法を提供する予定です。そして、発言にペナルティがある国にいる人々のために、地域のみを表示するプライバシーの切り替え機能を追加しました」と投稿しています。





「このアカウントについて」機能は、アカウントを運用している人物が拠点とする国や地域を確認できる機能です。

確認したいアカウントのプロフィールページを開き、アカウントの利用開始日に関するリンクをクリック。



すると以下の通り、Xの登録日、アカウントの所在地、いつから認証アカウントなのか、関連アカウント、接続元が表示されます。Xのオーナーであるイーロン・マスク氏は紀元前3000年から認証アカウントを保有している模様。



Xの「このアカウントについて」機能に対しては、複数のユーザーから情報が間違っているという指摘もあります。





「このアカウントについて」機能でGIGAZINEのXアカウントをチェックすると、アカウントの所在地が「United States」と表示されました。Xはこのような不正確な情報が表示されるケースについて、「いくつかの粗い部分は火曜日にまで解決される予定」と言及しており、同機能に問題があることを認めながら、11月25日(火)までに解決される見込みであると語りました。



テクノロジーメディアのThe Vergeは、「不正確なデータが表示されるのにはいくつかの原因が考えられます。頻繁に旅行する人や、世界中にスタッフを分散させている組織などは、少なくとも一時的には、実際の所在地とは異なる場所に『拠点』があるように見える可能性があります。VPNを使用している場合も、Xに表示される所在地が影響を受ける可能性があります。また、IPアドレスが古いことが原因で正確な情報が表示されない可能性もあります」と指摘。

なお、「このアカウントについて」機能では、YouTuberのHank Green氏の所在地が日本となっていたり、アメリカ・マサチューセッツ州に本社を置くデジタル・オーディオ・ワークステーション用ソフトウェアの開発メーカーであるAvid Pro Toolsの所在地がスペインとなっていたりします。

また、アメリカで政治的な扇動を繰り返すアカウントの多くがアメリカを拠点としていない事実も明らかになっており、MAGA派のアカウントの多くがアメリカ以外の地域を拠点としているという指摘も上がっています。