【薬剤師が解説】新生児の便秘解消に効果的な粉ミルクはある?|おすすめ商品や対処法を紹介!
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新生児の便秘について
赤ちゃんは、だいたい1日2~3回ほどうんちをすることが多いです。
しかし、個人差もあるので、1日1回していれば問題ないという考え方もあります。特に新生児の場合は1日10回以上するケースもありますが、これは成長とともに減ってくることがほとんどで、赤ちゃんが普段通り元気にしていれば心配はありません。
逆に3日間くらい出ていなくても、便秘と言い切ることはできません。3日に1回のペースですんなり出ていればその子のペースと考えられますが、排便時苦しそうにしていたり、自力では出せないようなときは受診の目安と言えます。
便秘を解消をするには
赤ちゃんのうんちが固いとき、または出すときに苦労しているように見えるときは、大人が手助けしてあげることもできます。
観察してみて、うんちをするのが負担に感じているようなら検討してみてください。以下にいくつかの大人ができる手助けの方法を一例として紹介します。
ただ、これらの方法を試してもほとんど効果がない、そもそも太刀打ちできないくらい固い便がいつもいる、などのときはなるべく早めに小児科を受診して、医師に診てもらうのがおすすめです。新生児なら自治体によっては2週間検診、そして1カ月検診と小児科医と話す機会も多いため、気になっているパパやママはぜひそのときに医師に相談してみてください。
綿棒浣腸
産後での入院中にすでに便秘気味だったときなどに、よく助産師さんから紹介される方法の1つです。
綿棒の先にベビーオイルやワセリンをつけて、赤ちゃんの肛門を刺激します。刺激するといっても肛門の中に綿球を挿入して、ぐるぐる回すような感じです。刺激してから少し放置しておくというより、刺激に反応してすぐに排便が起こることが多いため、最初に行ったときは少しびっくりするかもしれません。助産師さんに実際の場面で教えてもらうか、イラストなどで紹介しているサイトを参考にするのが良いでしょう。
1つだけコツをお伝えしておくと、ベビー用の綿棒だとすぐに曲がってしまうため、より丈夫な大人用の綿棒を使用するのがおすすめです。
お腹のマッサージ
赤ちゃんのお腹まわりをマッサージしてあげるというのも1つの手段です。
大腸の形に合わせて、大きく「の」の字を描くようにマッサージしたり、お腹を大人の手で温めてあげるように大きくゆらゆらマッサージするなどがあります。ベビーオイルを使用して行うことも可能です。
他の方法に比べるとマイルドな効果とは思われますが、副作用の心配が少なく、必要なものも少ないので思い立ったときに手軽に行うことができる方法です。
赤ちゃんが満腹のときに行うと、母乳・ミルクの吐き戻しにつながる可能性も考えられますので、満腹のタイミングは避けるようにしましょう。
うんちが固いときだけでなく、パパやママとのスキンシップの一環として行うのももちろんおすすめです。
マルツエキス
赤ちゃんの便秘症に効果がある医薬品です。
主成分は麦芽糖で、ゆるやかな発酵作用があります。腸の動きを助けて排便を促します。
赤ちゃん向けのため、効果はおだやかで副作用が少ないという特徴があります。2歳まで服用することもできるため、離乳食がはじまって便が固くなってきた、というときにも便利です。
ぬるま湯やミルクに混ぜて服用させることができて、ほんのり甘いので赤ちゃんでも飲みやすいです。
第3類医薬品として市販されていますので、ドラッグストアやオンライン通販でも入手することができますが、生後1カ月未満の乳児(つまり新生児)は「相談すること」とありますので、医師や薬剤師に相談の上使用を検討してください。
便秘にお悩みの新生児に適した粉ミルクはどんなもの?
母乳で育てるときとミルクで育てるときで、一般的にはうんちの形状が異なってくることが多いです。具体的には母乳のほうがうんちがやわらかく、ミルクだと固めになりやすいです。
だからといって、ミルクだと必ず便秘になるということではありません。あくまでも赤ちゃんの体質などさまざまな要因があると考えられます。
最近は母乳に近づけた組成のミルクや、たんぱく質を細かくして配合することで消化を助ける設計のミルク、腸内環境を整える成分を配合したミルクなど、それぞれのメーカーの独自のこだわりがある商品が多く販売されています。
どのメーカーのものが必ずしも良いというわけではないので、個人の体質に合ったのが適したミルクということになるでしょう。
