体作りは実家の焼き肉で 「草野」改め「義ノ富士」新たな四股名で大相撲九州場所に挑む理由 父も店を休んで応援へ
大相撲九州場所は11月9日に初日を迎えます。そこへ向け黙々と稽古に励むのは、「草野」から改名した「義ノ富士(よしのふじ)」24歳。気持ちを新たにさらなる高みを目指します。
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この四股名に決まった経緯を聞きました。
義ノ富士「5月場所が終わって、先代の師匠(宮城野親方)から四股名をつけるかと言われて決まった。元々『よしのふじ』と言われて、最初は違う漢字を師匠から言われてちょっと変えた」
――「義」にした理由は?
義ノ富士「あまりいない字だと思って」
義ノ富士は、熊本の強豪・文徳高校時代から、その活躍は華々しく、数々の大会で結果を残してきました。
義ノ富士「高校3年間、自分の記憶が正しければ一度も本田監督に怒られることなく、のびのび相撲をとらせてもらった」
日本大学では全国大会で優勝し、学生横綱となります。
大学卒業後は元横綱・照ノ富士が親方の伊勢ヶ濱部屋に入門し、稽古を積んできました。
義ノ富士「最初はきつかったけれど徐々に慣れて楽しく、稽古はきついけれど」
その厳しい鍛錬の積み重ねが実を結び、初土俵からわずか1年2か月で幕内昇進。2場所連続で勝ち越し、現在は東前頭5枚目です。
そんな義ノ富士の体を作った原点は、熊本県宇城市にある実家の焼肉店でした。
父・信一さん(54)「タン、ハラミ、ミノ。この3つはいつも食べる。全部2~3人前ずつ、あわせて10人前近く食べる」
しかし、当の本人はというと?
義ノ富士「魚よりも肉が多かったので、魚が食べたくなります。だから好きな食べ物は魚ですね」
信一さん「寿司が好きとよく言っていますね(笑)。自分の実家が寿司屋なので、そこにも息子は帰ってきたら食べに行く」
――九州場所に応援は?
信一さん「店を休んで7回行く。お客様には迷惑をかけるけれど年に1回だから。勝ち越してもらえたらいい」
改名に加えて化粧まわしも新調して臨む九州場所。
ただ10月に右足を肉離れし、この日もけがを気にしながらの稽古でした。
――九州場所への影響は
義ノ富士「出たいです。出てもやっぱり勝たないと意味がない。最高位で上とも当たると思うのでしっかり勝ち越したい」
新たな四股名を背負い、一歩一歩、頂上を目指します。
義ノ富士「目標は三役です。三役目前なので頑張って入りたい」
