「5月23日」。今日は何の日でしょう?答えは「ラブレターの日」!

胸がキュンとなるラブレターという響き

5月23日は、「こ(5)いぶ(2)み(3)」(恋文)と読む語呂合わせと、1998(平成10)年5月23日に、作家浅田次郎の短編小説が原作の映画「ラブ・レター」が公開されたことにより、映画会社の松竹によって「ラブレターの日」とされました。

5月23日はラブレターの日(photoAC)

映画「ラブ・レター」は、チンピラと家族のため日本で働く中国人女性の心の交流を描いた恋愛ドラマ。中国人の白蘭と偽装結婚をしたチンピラの吾郎。しかしその白蘭が死んでしまう。たった一度会っただけで、しかも偽装結婚のはずだったのに、白蘭の遺品の中からは、吾郎への感謝の言葉と最後の願いが綴られた手紙、ラブレターが出てきます。このストーリーに加え、ラブレターという言葉自体どこか切ない響きがあり、胸がキュンとなるのは筆者だけでしょうか。

2025年春はちょっとしたラブレターブームに?

実は2025年春は、ちょっとした「ラブレター」ブームになっています。1995年の映画「Love Letter」が、公開30周年を記念し、2025年4月に4Kリマスター版でリバイバル公開されました。

天国の恋人に宛てた1通の手紙が、埋もれていた2つの恋を浮かびあがらせていく様子を、岩井俊二監督ならではの美しい映像で紡ぎ出した作品は、初公開当時も話題になりました。映画の中で主人公とその亡き婚約者の同級生を1人2役で演じた主演の中山美穂さん(1970〜2024年)は、国内で数々の主演女優賞に輝きました。その美しく切ない作品が再度劇場と、動画配信サービスのU-NEXTで見ることができます。

たまには手書きの手紙で思いを伝えてみるのもいいかも(photoAC)

さらに2025年3月に公開された映画「35年目のラブレター」は、実在する西畑夫妻の話をもとにつくられました。読み書きができない夫の保が、妻の皎子(きょうこ)にラブレターを書くために、夜間中学にコツコツと通い、イチから文字を学んで、たどたどしくも妻への想いを乗せたラブレターを書こうとするのだが…。この時点で、昭和生まれの筆者は感動して泣きました。

どんなに時代が変わってもドキドキワクワクは変わらない!

ラブレターはその単語通り、愛を告白する手紙のこと。遡ること平安時代、百人一首の中にもたくさんの恋の歌がありました。ちなみに筆者の高校時代は、通学電車の中でラブレターを渡したり渡されたり、というシチュエーションにワクワクドキドキした経験があります。

渡しても渡されてもドキドキのラブレターは甘酸っぱい思い出に(photoAC)

時代が令和になり、PCやスマホが1人1台になって、恋愛の仕方も相手に想いを伝える方法も昔とは全然違っているでしょう。でも、誰かに自分の思いを伝えるときの、ドキドキやワクワクはきっと何も変わっていないはず。たまには直筆の手紙で、恋人や家族や大切な人たちに思いを伝えてみてはいかがでしょう。