気象予報士解説「台風21号は非常に強い勢力で接近」

マニアック天気の気象予報士・松浦悠真氏が、自身のYouTubeチャンネルで「台風21号」について詳しい解説を行いました。大型で強い勢力の台風21号は、フィリピンの東を北上中で、非常に強い勢力で沖縄の先島諸島に接近する見込みです。松浦氏は、この地域を中心に「暴風や高波に警戒が必要」と述べ、場合によっては警報級の大雨も予想されると警告しました。

松浦氏によれば、台風21号は中心気圧950hPa、最大風速40mで西北西に時速10kmで進行中とのことです。さらに「31日には台湾付近で非常に強い勢力のまま進み、1日の金曜日には中国東海岸へ北上する見込み」として、その後、日本へ影響を及ぼす可能性があると解説しました。また、台風が温帯低気圧に変わった後の動きにも注目し、東シナ海まで進む見込みとしています。

特に31日には、先島諸島で「台風の中心が最も近づく」ため非常に強い雨が予想されており、これに伴って強風と高波も激しさを増すことが見込まれます。松浦氏は「最大で9メートルの猛烈な湿気」が予想されるとして、沿岸部居住者への注意を促しました。さらに台風が温帯低気圧に変わる際に、西日本から北日本の広範囲に雨が強まる可能性があると指摘しています。

動画の締めくくりに、松浦氏は「台風由来の湿った空気が11月にもかかわらず秋の激しい雨をもたらす可能性がある」という見解を示し、十分な警戒をするよう視聴者に注意を呼び掛けました。「マニアック天気では天気に関する詳しい解説を行っていますので、ぜひチャンネル登録を」と促しています。