メズム東京“ミロのヴィーナス”アフタヌーンティーのお味は?いちごじゃ物足りない大人に行ってほしい

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◆メズム東京“ミロのヴィーナス”アフタヌーンティーのお味は?いちごじゃ物足りない大人に行ってほしい

メズム東京、オートグラフ コレクションのバー&ラウンジ「ウィスク」は、他のホテルとはひと味違うアートなアフタヌーンティーが楽しめるスポット。2024年5月2日(木)までは、古代ギリシャの彫刻「ミロのヴィーナス」をモチーフにしたアフタヌーン・エキシビション チャプター10「アフロディーテ(APHRODITE)」を開催しています。“ミロのヴィーナスのアフタヌーンティー”とはいったい何なのか? 編集部が体験してきました。


過去に提供した「真珠の耳飾りの少女」がモチーフのアフタヌーンティー
メズム東京の16階にあるバー&ラウンジ「ウィスク」は、芸術家のアトリエ(工房)をテーマにしたスタイリッシュな空間。

これまでも、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」やレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」など、数々の有名アート作品をモチーフにした、特徴的なアフタヌーンティーを展開してきました。

第10弾となる今回のモチーフは、愛の女神・アフロディーテを象った「ミロのヴィーナス」。アフタヌーンティーのメニューは、ミロのヴィーナスが発見されたギリシャにちなんで考案されています。

誰もが知るアートを料理で表現するとあって、作品についてもかなり綿密に調査し、試作を重ねたそうです。


まず登場したのは、スイーツ&セイボリーのスタンド。8種類のメニューが、まるで美術品のように並んでいます。

お気に入りは、アーモンドクッキーの「クラビエデス」。ギリシャには欠かせないスイーツで、クリスマスの時期が近づくと、パン屋さんやお菓子屋さんのショーウィンドウに山積みにされるのが風物詩なのだとか。

レミーマルタン(ブランデー)とローズで上品に香りづけされており、ほろほろ食感の後にふわっと香るのがたまりません。


中近東で愛されるお菓子「バクラヴァ」は、薄いパイ生地を何層にも積み重ね、ピスタチオ、クルミ、ヘーゼルナッツなどのナッツを挟んだ1品。

本場では濃厚なシロップのかかった甘いお菓子として有名ですが、こちらでは上品なホテルスイーツ仕様に。落ち着いた甘さでサクサクとしたパイ生地に、歯ごたえのあるナッツの食感が合わさり、絶品です。


セイボリーの「ムサカ」は、ギリシャの伝統料理の一つ。

野菜とひき肉を重ね、トマトソースとベシャメルソースで味付けし、オーブンで焼いたラザニア風の料理です。ラザニアと異なるのは、パスタの生地が入っていないこと。そのぶん野菜の風味が際立つ素朴な味わいになっています。


バーで提供するアフタヌーンティーということで、バーテンダーのオリジナルドリンクをお供に楽しんでもらうことも大切にしているそう。

スイーツ&セイボリーのスタンドには「レモンバームのハーブティー」を合わせていただきます。

ローズマリーとレモンバームの爽やかな香りがテーブルを包み込み、個性豊かなスイーツやセイボリーとも相性抜群。


スイーツ&セイボリーのあとは、ついにメインディッシュである“ミロのヴィーナス”の登場です。そのいでたちは、肉眼で見ても本物の彫刻のよう!

その実は、ギリシャヨーグルトのアイスクリームに桃のコンポートを詰めたスイーツ。表面にはホワイトチョコを吹き付けており、質感を再現しています。


緑色のローズマリーキウイソースは、ギリシャの牧草地からインスパイアされたもの。いただく前に、グラスに入ったアプリコットとラズベリーのソースを自由にかけて…これで自分だけのアート作品の完成です。

実際のお味は、ギリシャヨーグルトの爽やかなアイスクリームと、甘い桃が口の中で溶け合い、とても上品! 別添えの桃のコンポートと合わせると、ジューシーさが増してお気に入り。

ちなみに“ミロのヴィーナス”は、特注の型を使うことで美しいプロポーションを実現しているそう。正面はもちろん、後頭部に至るまで繊細に表現しているので、じっくり観察しながら味わいたくなります。


“ミロのヴィーナス”とともに提供されるオリジナルドリンクは「梅とバラのモクテル」。

梅のスパークリングウォーターにローズシロップを加え、美の女神をイメージしたベルローズやミントを飾った、華やかな味わいのドリンクです。


細かいところまでこだわりの詰まったアフタヌーンティーは、クリエイティブディレクターの小泉堅太郎さんと、メズム東京のパティシエ・養父直人さんによる、いわば“共同作品”。

この時期のアフタヌーンティーといえばいちごが定番ですが、メズム東京でしかできない世界観を表現すべく、あえて挑戦を続けているそうです。

「ホテルでアフタヌーンティーをする時間と、美術鑑賞をする時間は似ているように思います。美術館でゆっくり作品と対話するように、じっくりとミロのヴィーナスに向き合いながら味わってもらうのも楽しいはずです」(クリエイティブディレクター・小泉さん)