侍ジャパン・佐々木朗希、大谷翔平、山本由伸(左から)【写真:荒川祐史】

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ファン投票を実施…1位は得票率40%超と圧倒

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む侍ジャパンは、先発陣の顔ぶれも実に豪華だ。史上最強との呼び声も高く、誰がマウンドに立っても申し分ない。調整の兼ね合いなどもあるが、Full-Countでは開幕戦の“適任者”は誰か、ファン投票を実施。様々な意見が集まった。

 東京ドームで3月9日に迎える中国戦。相手は格下とはいえ、初戦は独特な緊張感に包まれる。日本時間3月22日の決勝まで逆算したローテも考えられる一方で、純粋に勢いをもたらしてくれる存在を充てたいところ。投票では、事前に4人の候補を選定。得票率40%超と圧倒したのが、2年連続で投手4冠に輝いた山本由伸投手(オリックス)だった。ファンからは「落とせない初戦は現在日本一の投手」との声が寄せられた。

 2位以降は大谷翔平投手(エンゼルス)とダルビッシュ有投手(パドレス)、佐々木朗希投手(ロッテ)が三つ巴の大接戦。わずかに上回った大谷が2位だった。「絶対落とせない時には、ダルビッシュか大谷に任せて、初戦だと山本投手がいいと思います」「大谷ダルビッシュは韓国戦、アメリカ戦で使いたいからここは山本由伸!」など考え方はそれぞれ。ファンの数だけ“監督”がいる侍ジャパンの起用法。栗山英樹監督の決断が注目される。(Full-Count編集部)