公明党・石川博崇参院議員(東スポWeb)

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 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体が主催するイベントに、公明党の石川博崇参院議員が出席していたことを5日に明かし、話題となっている。公明党の支持母体は創価学会だが、旧統一教会はお構いなしに声をかけていたのだ。

 報道陣に囲まれた石川氏は「旧統一教会との直接的な関わりはない。政治的な支援は受けていないし、選挙でスタッフの派遣を受けたこともない」と無関係だと強調。その上で、10年以上前に出席したチャリティーバザーの主催が旧統一教会の関連団体である世界平和女性連合(WFWP)だったことを明かした。

 その場であいさつ等はしていないというが、その後も同団体の薬物乱用対策セミナーに祝電を送ったこともあったという。石川氏は「一般常識として社会的な問題を起こす団体との関わりは慎重であるべき。私自身、関連団体と認識せずに立ち寄ったが、今後は関わりを控えたい」と、旧統一教会との関係を絶つと明言した。

 旧統一教会が与野党関係なく政治家に接触していることは知られていたが、まさか公明党議員にまで手を出すとは全く見境がない。ここまで手広く声をかける目的はいったい何なのか?

 元国会議員は「世の中にはさまざまな業界団体があり、政界に対しロビー活動を行っています。旧統一教会もそう。目的は何かというと、ほかの業界団体の『規制をなくしてほしい』などとは違い、『トラブルの際には厳しい処分をしないでほしい』という組織防衛も大きいでしょう」と指摘した。

 そのためには、できるだけ多くの政治家と接点があることが旧統一教会にとっては望ましい。

「逆に政治家は、宗教団体との距離感にはより気を付けるべきです」(前出の元国会議員)

 今後、政界と宗教の関係がますます厳しく問われることになりそうだ。