ガソリンスタンドや洗車場に設置されている洗車機は便利ですが、多彩なコースが用意されているため、どれを選んだらいいか迷ってしまうことも。洗車コースの違いと選び方、ガソリンスタンドスタッフおすすめのコースを紹介します。

ワックスやコーティングを施工した車には?

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ガソリンスタンドや洗車場に設置されている洗車機で、用意されている洗車コースには以下のようなものがあります。

水洗い シャンプー洗車 ワックス洗車 撥水コート洗車 ポリマーコート洗車 ガラスコート洗車

1回使う際の値段設定はガソリンスタンドや洗車場により若干異なるものの、用意されているコースの種類はほぼ共通しています。

ワックスやコーティングを施工済みの車なら、「水洗い」もしくは「シャンプー洗車」のコースを選ぶよう推奨されていますが、一体何故でしょうか。筆者が通っているENEOS系列のガソリンスタンドのスタッフに、理由を尋ねてみました。

「まだ施工して時間が経っていない状態で洗車機を使うのであれば、水洗いやシャンプーを使った洗車コースを選ぶと良いかもしれません。

ワックスやコーティングを”手作業”で行って、すぐに洗車機へかけると、せっかくワックスやコーティングで作り上げた皮膜がはがれてしまい、ボディを汚れから保護する機能が下がりやすくなります。」

せっかくお金と手間をかけて綺麗にしたのに、洗車機でワックスやコーティングを剥がしてしまったら元も子もありません。

また、コーティングが定着した車でも、水洗いやシャンプー洗車のコースを選択したほうが車を良い状態で保てるでしょう。

お手入れを手短に済ませたい人は?

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一方、ワックスやコーティングも洗車機で一括してできるコースは、お手入れを手短に済ませられるというメリットがあります。

ガソリンスタンドのスタッフは次のように語ります。

「ワックスや撥水コーティング、ガラスコーティングができる洗車コースは、お手入れを手短に済ませたいお客様におすすめしたいですね。

洗車が苦手、面倒と思っていて、中々車を綺麗にできなくて困っているお客様から尋ねられることが多いです。

私どものお店では、”泡ブロー”という方法を取り入れています。ボディについているホコリや汚れを、機械から発する風圧で飛ばしたり、泡で汚れを落とすことできれいな状態にします。

ひと通り車を綺麗な状態にしてから、そのまま洗車機自体がポリマー樹脂やガラス成分を原料としたコーティング作業まで行うので、間隔を空けずに車を綺麗な状態にできるのが強みです」

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また、洗車機で施したワックスやコーティングは、何度も繰り返し洗車しているうちに皮膜が厚くなり、綺麗な状態を保ちやすくなるそうです。

自分でワックスやコーティングを使って作業をする自信がない、あるいはプロの施工者がいる専門店に頼めるほどお金に余裕がない人なら、ワックスやコーティング付きの洗車コースがある洗車機を試すのもおすすめです。

■独自の洗車コースを取り扱う洗車機も

独自で洗車コースを開発し、展開しているガソリンスタンドチェーンもあります。

その代表例が、ENEOSジェネレーションズが日本全国に展開しているガソリンスタンド「EneJet」のセルフ洗車機です。

「EneJet Wash」のブランド名で、高圧ブローと泡、コーティングを組み合わせているのが特徴。撥水性のある皮膜を作り上げるため、ボディを綺麗な状態で維持でき、お手入れが簡単になります。操作方法がわかりやすいのもポイントです。

上記のような洗車機を取り扱っているガソリンスタンドや洗車場もあるため、利用前にチェックしてみるとよいかもしれません。

条件に合った洗車コースを選んで、長く愛車を綺麗な状態で乗り続けられるようにしてみてくださいね。